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渋谷パルコの一時休業に伴い、「Last Dance_キャンペーン」スタート

「宇田川町15地区開発計画」に基づき、「渋谷パルコ(パート1、パート3)」は2016年8月7日より、建て替えに伴い営業を一時休業。その全面休業に向け、4月6日から特設サイトがオープンし「Last Dance_キャンペーン」が始まった。

渋谷パルコパート1は1973年、パート2は1975年、パート3は1981年にそれぞれオープン。開業以来、40年以上にわたって新進気鋭のファッションやアバンギャルドなアート、映画、演劇など、若者文化の情報発信地としての役割を担ってきた。パート2は2007年に閉館し、現在はパート1、パート2の2館体制で営業を行ってきたが、建て替えに伴い、今夏から一時休業することが正式に発表された。
左)現在の渋谷パルコパート1 右)2019年の完成イメージ

工期は2017年3月から東京オリンピック開催を控えた2019年9月まで。立て替え工事を経て、パート1、パート2を含む同エリアには高さ約110メートル、地上20階建ての複合商業施設の開業が予定。物販や飲食のほか、劇場、クリエーター育成施設、事務所などを含む施設には、ファッションやアートなど、80年代に隆盛を誇った「公園通りカルチャー」の復活のトリガーとして期待されている。

3年間にわたる一時休業に向け、4月6日からキャンペーン広告ビジュアルとスペシャルMOVIE、特設サイトが公開された。

特設URL:http://shibuya.parco.jp/lastdance_/

ビジュアルは、クリエイティブディレクター・箭内道彦さん、アートディレクター・デザイナー・井上嗣也さん、コピーライター・渡辺潤平さんが担当し、「PARCOロゴ編」と、渋谷パルコとゆかりのある方々が登場する「CAST編」の公開がそれぞれ始まっている。 「PARCOロゴ編」のビジュアル一部
第一弾は、女優・中谷美紀さんとエリイ(Chim↑Pom)さんが登場。

「Last Dance_キャンペーン」として最終営業日となる8月7日(日)まで、様々なイベントなどが随時開催されていく予定。

パルコから刺激を受け、ファッションやカルチャーに目覚めたという方もきっと多いはず。同キャンペーンを通じて渋谷パルコとの思い出を振り返りながら、3年後の再会を楽しみに待ちましょう。

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