BUNKA X PERSON

■ Interview• The cry of Noh feel what primitive (primitive) heart was trembling
- "Between" the ability gives us a variety of ideas
Dance is going into divided in my body journey
Rhythm is a difference between drifting by the country and the city, the feeling of the body is changed

■ profileBorn in 1973, Italy Vicenza City born. Learn ballet at a local from the 8-year-old, Monte Carlo City Grace queen dance classic Academy and Lausanne, Switzerland of Rudora Bejart school, learn more in such as Monte Carlo City Academy music school Ranieru Ⅲ. Then, Bejart Ballet Lausanne, worked as a dancer and choreographer, etc. Lyon Opera Ballet. In 2001, he announced the work at Kanamori Yuzuruya Sawako Iseki et al with Kishin Shinoyama studio in the "11322 project". Since September 2003, he started working as a freelance artist based in Tokyo. Shibuya resident.

ダンスは自分の体の中に分け入っていく旅

--クラシックダンスを始めたのはいつ頃でしょうか。

クラシックダンスに興味を持ったのは8歳頃。公演を見て自分もやってみたいと思って。イタリアでは、その年代の子どもにはサッカーが人気ですが、私の父親が音楽をやっていたこともあり、サッカーよりも芸術に興味のある家族でした。10代前半頃にはプロになりたいと考えるようになり、作曲などの勉強も始めました。クラシックダンスの面白いところは、少しずつ体を変化させて、普通の人生ではありえない動きを開発していくこと。といっても、足を3本生やすような劇的な変化ではありませんが・・。自分の体の中に分け入っていく旅を続けているような感覚がありますね。その過程で次々に目標が変化していきます。

--日本に興味を持たれたきっかけは?

通っていたスクールに日本通の先生がいたことから、日本文化に興味を持ちました。スイスの学校で、2年ほど、剣道をしていたこともあります。初めて来日したのは1996年のジャパンツアーで、5週間ほどかけて、東京や大阪、札幌などを回りました。あまり遊びに行く暇はありませんでしたが、見るものすべてが驚きで、とても楽しんだ記憶があります。このとき、「もっと長く過ごしたいな——」と感じたことが、その後、日本に活動の拠点を移したきっかけの一つです。

国や街によって漂うリズムが違い、体の感覚が変化する

--東京の印象は?

写真・中島剛

あらゆる面で「速さ」を感じますね。それは東京の好きなところでも嫌いなところでもあります。ただ、今日では、世界中の大都市における暮らしは、ますます似てきていると思います。同じようなゴールを目指しているのでしょうね。東京、といいますか、日本人の観客は、じっくりと静かに公演を見てくれるのは嬉しいのですが、時おり、もっとダイレクトな反応が欲しくなることも。国によって観客の反応が大きく変わるのは面白いところです。あと、国や街によって漂うリズムが違いますから、場所を変えると私自身の体の感覚も変化するのを感じますね。「なぜ、東京で仕事をしているのか?」と、よく尋ねられますが、日本文化が好きということを除くと、正直言って、自分の中にも明確な答えはありません。逆に「なぜ、東京以外で仕事をするのか?」と問い返したい気持ちになってしまいます(笑)。

--今後の活動についてお話ください。

2008年12月にはゲストアーティストとしてドイツ公演に臨み、2009年初めに日本に戻ってからは、セルリアンタワーの能楽堂での2月の公演に向けた、能とクラシックバレエとのミックスプログラムの創作を進めています。能楽堂での公演は非常に楽しみ。2005年に一度、能楽師の津村禮次郎さんと一緒に公演をしたことがありますが、そのときとはまったく違ったフレームでの公演を考えています。まるで異なるバックグラウンドを持つアーティストの共演に、いかに統一性を持たせるか——今も思案しているところです。この機会が自分にとって、多くの学びや驚きのある体験となることを願っています。

初めて渋谷を訪れた印象は?初来日の前から、渋谷のことは聞き知っていました。渋谷駅を降りて山ほどの人間が交差点を行き交う光景を見たのが、渋谷との初めての出会いだったと思います。渋谷は広くて、すべてのエリアを探索するのは相当の時間がかかると思いますが、どの街角も光景が異なるのが面白いところですね。例えば、渋谷駅前と代々木公園を比べてみたら、とても同じ渋谷エリアになるとは思えませんよね。

渋谷の中でよく行く場所は?現在、私は富ヶ谷に住んでいます。家が近いこともあって代々木公園は、とてもお気に入りの場所です。渋谷には必要な物が何でも揃っていますから、買い物もほとんど渋谷で済ませますね。甘いもの、日本食も大好きですから、渋谷で飲食店を探すときにも苦はありません。

■アレッシオさんの公演情報
「〜ダンサーの息に手が届く〜 コンテンポラリーダンス新作公演『トリプル・ビル』」

「〜ダンサーの息に手が届く〜 コンテンポラリーダンス新作公演『トリプル・ビル』」
日時:
2009年2月28日(土)19時開演
3月1日(日)14時/18時開演
場所:
セルリアンタワー能楽堂
振付・出演:
アレッシオ・シルヴェストリン、レオ・ムジック、デイヴィッド・ヘルナンデス
出演:
イリア・ロウエン、津村禮次郎、酒井はな、横関雄一郎、中村誠、平原慎太郎、大前光市
料金:
A (正面)席 6,000円、B(脇正面・中正面)席 5,000円、C(座敷)席 4,000円
※C(座敷)席は、セルリアンタワー能楽堂のみにて取扱い
お問合わせ:
Bunkamuraチケットセンター(03-3477-9999)、チケットぴあ(0570-02-9999)[Pコード:391-475]、セルリアンタワー能楽堂(03-3477-6412)

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