SHIBUYA BUNKA BOOKMARK

桜丘町

地名が地形を表すことを改めて実感させられるエリア

スタッフの鵜飼悠太さん(左)と中澤耕平さん(右)。雑誌の撮影などにも利用するという事務所のベランダで。
桜丘町周辺には地名の通り、桜の木と坂道が多い。
2階のアンティークショップ「Sieben」、3階の「Bar Sieben」ともに1階にあるデザインオフィス「TYPE SEVEN」がプロデュースする。バーには重厚なアームチェアーや有機的な曲線のガラス製品が立ち並ぶ。アコースティックを中心としたライブイベントなども行う。


デザイン事務所「ASYL DESIGN/ASYL CRACK」スタッフ・鵜飼悠太さんのbookmarkは「桜丘町」
桜丘町に事務所を構える「ASYL DESIGN/ASYL CRACK」は雑誌や書籍のアートディレクションをはじめ、広告やイベントのプロデュースまで、幅広いジャンルを横断して「デザイン」と関わるデザイン会社。スタッフの鵜飼さんのbookmarkは「桜丘町」と「桜丘町周辺の地名」とのこと。「渋谷には『山、谷、丘』など地形を表す地名が多くあって、意識して街を歩くとその地名の通りの起伏になっている。この桜丘町周辺にも鶯谷(うぐいすだに)、鉢山(はちやま)、南平台(なんぺいだい)など、地名の由来を想像させる場所が多い。」と街歩きのコツを教えてくれた。その会話をきっかけに「代官山や松濤のように地形的に高いエリアにはお洒落なお店や高級な住宅が並んでいるけれど、低いところはどちらかというと飾り気がなくて庶民的なお店が多いように感じる。」「鶯谷には細い路地裏に鳥肉屋さんがあったり、家庭的な雰囲気のコンビニがあって親しみやすい。」「春には桜丘町の桜がきれいで、のら猫も多いので散歩していて楽しい。」と他のスタッフの方も集まって楽しそうに地形談義に加わる。ひとしきり雑談が終わったあと、「仕事の後には事務所のすぐそばにある『Bar Sieben』に立ち寄ることも。階下のアンティークショップと合わせた内装や、扱っている商品にはオリジナルの什器などもあり、癖のあるデザインが多くて刺激になる。」と桜丘町ならではの隠れ家的スポットをお勧めしてくれた。

bar Sieben
渋谷区南平台町7-9 type7 Bldg. 3F
TEL.03-5457-3407
営業時間:20:00〜3:00(金、土は5:00まで。月曜定休)

Office's INFORMATION

「ASYL DESIGN/ASYL CRACK」では「DAZED & CONFUSED JAPAN」や「ART iT」などといったカルチャー誌のアートディレクションを手掛けているほか、自らが企画・編集・制作する大判グラフィック誌「NEUT.」シリーズの刊行や、東東京の活性化を目指したプロジェクト「Central East Tokyo」のプロデュースも行っている。最近の仕事として、宮崎あおいの写真集「光」(写真右・10000円)とフォトエッセイ集「祈り」(写真左・1500円。どちらもネコパブリッシング刊)のブックデザインがある。

ASYL DESIGN/ASYL CRACK
渋谷区桜丘町29-17 さくらマンション501
TEL.03-5728-8288

(2006年1月13日)

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