澀谷文化工程

藝術畫廊前主辦單位：

大巻さんは1971年生まれ。東京芸術大学を卒業後、2000年にトーキョ−ワンダーウォールに入賞。近年はアジア・パシフィック・トリエンナーレ、台湾のアジアンアートビエンナーレへ参加し、箱根彫刻の森美術館で個展を開催。国内外で高い評価を受け、日本のアートシーンを代表する気鋭アーティストとして知られています。大巻さんの作品は物質としての面白さや美しさを伝えるだけでなく、空間の中に存在する光や影、時間を見る側に気づかせてくれるのも大きな特徴。空気、水、光の交錯、踏まれて消えてゆく絵など、大巻が作品に取り込む要素はそこに生まれてゆくもの、消滅してゆくものを感じさせ、私たちが壁と床によって構成されている箱のように思っていた空間が作品によって密度をもった場に変容します。今年はSingapore Art Stage 2013への参加に加え、代官山・アートフロントギャラリーと渋谷ヒカリエという性格の異なる会場でそれぞれ全く異なる作品を展開。ヒカリエでは日本未発表の平面作品を中心に紹介します。

主催：D&DEPARTMENT PROJECT

デザインの視点で47都道府県のその土地"らしさ"を紹介するトラベルガイド『d design travel』。9号目となる山口号が、2月1日に発売されました。会場では、山口情報芸術センター[YCAM]や山口紅花舎、原田酒舗など、『d design travel 山口』の誌面に登場するロングライフなトラベルスポットを47の展示台の上に再編集して展示。編集部が現地で出会ったモノや資料を厳選して集め、山口県の今を臨場感たっぷりに紹介します。会期中は、取材を通して出会った工芸品や特産品を紹介、販売したり、併設の「d47食堂」では2月の限定メニューとして「山口定食」が登場したりと、本来、その場所でしか感じることのできない、その土地“らしさ”を再現。山口号とあわせて、より立体的な視点から山口県を実感・体感できる企画展です。

主辦單位：小山登美夫畫廊湯姆高盛“商店”©湯姆高盛照片由川靖

トム・サックスさんは1966年、ニューヨーク生まれ。主な展覧会に、2006年、ミラノのプラダ・ファウンデーションでの個展、また2012年のニューヨーク、パークアヴェニューのアーモリーでの「Space Program: MARS」などがあります。彼の作品はいわば「手作り（ハンドメイド）の既製品（レディメイド）」。PRADAのロゴで作られた便器や、HERMÉ詠の包装紙でかたどられたマクドナルドのバリューセット、馬小屋の聖家族のオブジェに聖母マリアや幼子イエスとしてハローキティーが鎮座する等、聖性と俗性、ファンシーなものと凶暴なもの等グレードの違う「記号」同士をまぜこぜにし、わざと稚拙なディテールによって見るものを引きつけます。同展で展示する"STORE"は、サックスさんが近年に制作してきたエディション作品が含まれたトランクです。"Kelly Bag"、"American Tool Kit"などの立体作品のほか、プロダクトやカタログなど、26点を紹介。アイロニカルながらもユーモラスな彼の作品世界をお楽しみください。