SHIBUYA BUNKA BOOKMARK

映画「ジョージ・マイケル〜素顔の告白〜」

80年代のヒット曲に懐かしさを覚えた

自転車を4台所有しているという店員の佐藤恭子さん。青山学院大学構内のベンチがお気に入りスポットとのこと。
映画「ジョージ・マイケル〜素顔の告白〜」は自身の知られざる私生活について、本人自らがガイドする異色のドキュメンタリー映画。Bunkamuraル・シネマで2月3日まで公開。


自転車ショップ「This is」のスタッフ・佐藤恭子さんのbookmarkは映画「ジョージ・マイケル〜素顔の告白〜」
青山学院大学の西門に沿って六本木通り方面に少し入ったところにある自転車屋さん「This is(ディス・イズ)」。オリジナルの自転車や外国から買い付けたパーツの販売などのほか、自転車のレンタルも行っている。音楽関係の友達が多く、日頃からいろんなジャンルのライブのお誘いがあるというスタッフの佐藤さんのbookmarkは、映画「ジョージ・マイケル〜素顔の告白〜」。「自分にはあまり馴染みのない80年代のポップスターのドキュメンタリーだけど、ワム!時代の曲は知っている曲が多かったし、当時流行っていたミュージシャンの映像なども懐かくて楽しめた。」とお勧めしてくれた。佐藤さんは60〜70年代のソウルミュージックが好きで、レイ、グッドマン&ブラウンのライブを見るためにNYにも足を運んだというほどの行動派。ミュージシャンや音楽関連のドキュメンタリー映画などもよく見に行くという。「お店の近くには老舗のソウルバーやジャズバーが何軒かあるほか、戸川昌子さんがオーナーをしている『青い部屋』という有名なお店もあるので、音楽好きには楽しい場所。近所のお店のオーナーさんや街を歩いている人も、どこか余裕があって落ちついている。」と、この周辺に流れる独特なリズムに快さを感じているよう。渋谷の人混みや渋滞を気にせず、お気に入りのお店との出会いを期待しながら、この界隈を自転車でのんびり散歩してみるのも、きっと快適なことだろう。

Shop's INFORMATION

「This is」がイチオシするオリジナル自転車は、20年以上も作り続けているという「ガールズコースター」(写真右・40425円)。ペダルを逆に回すことでブレーキが掛かるコースターブレーキを採用しているためワイヤーが不要なうえ、変速器もなく、見た目のシルエットがすっきりしている。車体中央部のフレームの高さを抑えてあるので、スカートをはいた女性にも乗り降りしやすい形になっていることから、この名前が付けられた。もちろん男性でも問題なく走行できる。また、1時間250円(利用は3時間〜)で自転車のレンタルも行っており、渋谷周辺の駅で乗り捨てができるサービス(別途500円)もある。「レンタル自転車で街を走ると、いつもと違った景色が見られるし移動も早い。健康的なだけでなく、気分もいいからサラリーマンの人やOLさんも気軽に乗ってもらいたい。」と佐藤さん。

This is
渋谷区渋谷2-3-3
TEL&FAX.03-3407-3344
営業時間:12:00〜18:00
(火・水曜と天候不順日は休業。前々日までの予約に限り10:30よりレンタル可)

 

(2006年02月03日 12:00:00)

一覧へ