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原発事故から2年、鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリーが再上映@オーディトリウム渋谷

東日本大震災・福島原発事故から2年を迎え、鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画『内部被ばくを生き抜く』と『ミツバチの羽音と地球の回転』が2月16日より、オーディトリウム渋谷で上映される。

鎌仲ひとみ監督は、2003年に監督したドキュメンタリー『ヒバクシャ―世界の終わりに』で地球環境映像祭アース・ビジョン大賞受賞、2006年には六ヶ所村のプルトニウム再処理工場を取り巻く、「安全」と「経済」の間で葛藤する推進派と反対派の人びとの姿を「中立の立場」で公平に撮影したドキュメンタリー『六ヶ所村ラプソディー』で一躍注目される。

福島原発事故の遭った2011年春には、瀬戸内海有数の漁場とされる周防灘に浮かぶ祝島(いわいじま)を舞台に、その対岸に建設計画が持ち上がっている「上関原子力発電所」の反対運動と、「原発」「石油」に依存しない持続的な社会を目指し、国をあげて取り組むスウェーデンの先進的なエネルギー事情にカメラを向けた『ミツバチの羽音と地球の回転』を上映。さらに原発事故後、広島の被爆者を診察し続けてきた肥田舜太郎先生、チェルノブイリやイラクで支援を続ける鎌田實先生、福島で除染作業に取り組む東京大アイソトープ総合センター長・児玉龍彦先生、チェルノブイリの小児科医師スモルニコワ・バレンチナ先生の4人を取材し、福島第一原発事故で拡散した放射性物質による内部被ばくの危険性とどう向き合っていくべきかを問いかけるドキュメンタリー『内部被ばくを生き抜く』を発表するなど、一貫して「原発」や「内部ひばく」をテーマにした作品を撮り続けている。

今回、鎌仲監督の『内部被ばくを生き抜く』と『ミツバチの羽音と地球の回転』の両作品の再上映に至った経緯は、震災・原発事故から2年迎え、原発やエネルギーに対する市民の意識も徐々にかわりつつある中で、改めて原発・放射能・エネルギーについて、自分たちの問題として考える機会を多くの人びとに持って欲しいという理由から。

2月17、19、20、21日の4日間は、鎌仲監督のトークや交流会イベントなども予定される。会期は2月21日まで。


<企画概要>
ドキュメンタリー『ミツバチの羽音と地球の回転』
ドキュメンタリー『内部被ばくを生き抜く』
 

*日時:2月16日〜21日
 11:50〜『ミツバチの羽音と地球の回転』
       一般1700円/学生1400円/シニア1200円/高校生800円/中学以下500円  
 14:50〜『内部被ばくを生き抜く』   
      一般1300円/学生・シニア・高校・中学以下1000円
*劇場:オーディトリウム渋谷 
 渋谷区円山町1-5 キノハウス2F/03-6809-0538
*公式HP:
 ミツバチの羽音と地球の回転 http://888earth.net/index.html
 内部被ばくを生き抜く http://www.naibuhibaku-ikinuku.com/

(2013/02/11)

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