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Shibuya of future talks about the KEY PERSON key person

Long interview of [key personnel] to be active mainly in the Shibuya. Place a "Shibuya of appeal" through their words.

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Hayato Ikeda
(Corporation H. Jay President)

Center Street was a runway of my our generation. "Attraction" of Shibuya to SNS era is increasingly growing.

profile

1984 Born in Tokyo. Packed attended since I was a first year high school in Shibuya every day, it formed a collection of events circle the "H Jangle" along with the second-year of the summer classmate, et al. High School. This circle group as a mother, to establish a 2006 years, Ltd. H. Jay at the time of the 21-year-old. Thereafter, based in Shibuya, store produce such as shop "SBY" and eateries salon of SHIBUYA109, the other, through the advertising agency business and products produced, is to expand the business with the aim to Shibuya and girls market.

日本の女子高生の3人に1人が応募した「女子高生ミスコン」

_エイチジェイさんが仕掛ける「女子高生ミスコン」も女子高生の間で大人気だそうですが、コンセプトや狙いを教えてください。

高校生の頃、渋谷に行って常連の店をつくったり、雑誌の渋谷ストリートスナップ行ったり、とにかく渋谷に通って有名になりたいと思っていました。「渋谷で一番のサークルになろう。そうすれば東京で一番、つまりは日本で一番だ」と仲間とよく話したものです。でも、今は時代が違います。渋谷に来なくたって、誰もがSNSというメディアを使い、まるで芸能人のように毎日の私服をアップしたり感情を投げかけたりできる。これを自分らは「1億総タレント社会」と呼んでいます。実名のSNSの良いところは、匿名のネット社会と比べ、プラスの作用が働きやすい。例えば、芸能人の名前を検索しようとすると、匿名のネット社会では「整形」「離婚」などのネガティブなワードが予測検索にズラリと並ぶ。実名のSNSでは対照的に「かわいい」「おしゃれ」など、ポジティブなワードばかりです。「女子高生ミスコン」は、こうしたSNSのプラスの性質を活用し、みんなからSNSで応援されることで勝ち抜いていく仕組み。エントリーした可愛い女性高生にSNS上から投票できるのですが、ツイッターのリツイート数は数十万を数え、投票期間中は社会現象になるほど盛り上がる。成功の要因は「女子高生ミスコン」というターゲットを絞り込んだシンプルなネーミングにも理由があります。2012年にこのイベントを始めた当初、女子高生たちは「何それ、勝手に決めないで。私の友達のほうが可愛いから」といった反応でした。もし「渋谷で働くイケメンビジネスマン」というコンテストがあれば、自分も「おいおい、そんなの聞いてないぞ」と、絶対にチェックしますからね(笑)。いわば、勝手に参加させられる仕組みというわけです。

4年目に入った今回は、女子高生の年代の人口総数約170万人対し、応募数は延べ64万を超えており、その関心の高さがうかがえます。これほど応募数が多いのは、女子高生の「欲求」を捉えることができたからだと思います。時代によって需要や供給の内容は変わりますが、欲求は変わりません。「有名になりたい」「認められたい」といった気持ちは、かつての自分がそうだったように、十代の永遠の欲求です。この欲求がある限り、女子高生ミスコンは成長し続けます。実はコンテストでは「賞金○○円」とか「○○芸能界デビュー」とか、明確な特典をうたっていません。つまり、「可愛くなりたい」という純粋な気持ちが、これほど多くの女子高生を惹きつける応募動機なのです。今後、エイチジェイがするべきことは、コンテストで有名になった子たちを全力でバックアップして夢を叶えてあげることです。その夢が芸能活動であってもいいし、そうでなくてもいい。その子が自分らしい夢を見つけ、叶えられる場であり続けたいと思っています。

_全国ファイナル審査は、2016年3月22日に渋谷ヒカリエで行われますが、渋谷ヒカリエを選んだ理由は?

前回の女子高生ミスコンは、関東と関西のそれぞれのグランプリを決めて終了していました。日本一を決めるのは、今回が初めてです。であるならば、ファイナルの会場はやはり渋谷しかないでしょう。渋谷から新たなムーブメントを起こすのが、エイチジェイのミッションですからね。

渋谷は若者にとって最大の「引力」を持つ街だと思う

_池田さんが高校生だった頃から今に至るまで、渋谷が若者を惹きつけるのはなぜだと思いますか。

自分は「言葉の引力」をすごく気にするんですね。例えば、「レセプションパーティー」「女子高生」「ミスコン」とかは気になるワードだと思いますし、「起業」「社長」なんかも人に「おっ」と思わせるところがあるじゃないですか。そういう意味での言葉の引力が最大なのが「渋谷」だと思っているんです。高校生になってから、とにかく渋谷に行かなきゃと思って引き寄せられるように通っていましたからね。お気に入りの服を着て、美容室でバッチリと決めて、アクセサリーをたくさん付けて……。まさにセンター街が自分にとってのランウェイでした。今も渋谷が若者にとって最大の引力を持つことは変わらないと思います。特にネットやSNSというインフラが整ったことで、「渋谷から発信する」という喜びがプラスされたから。その点で、メディアとしての渋谷の価値はますます高まっていると感じます。

_その一方、最近では「渋谷からギャルが減っている」という話を聞きますが、それは事実でしょうか。

まず、ギャルという存在をどう捉えるかが問題ですよね。確かに、センター街にたむろする姿は見かけなくなりましたし、派手なメイクの攻撃的なギャルの文化は終焉したように見えます。でも例えば、「カラコンを付けている子はギャルだ」と定義した場合はどうでしょう。SBYではカラコンの売上は右肩上がりですから、ギャルはどんどん増えているという言い方ができます。昔は一部の層だけが髪を染めてカラコンをしていましたが、今では女子高生がメイクをするのは当たり前になり、カラコンも大流行しています。ただ、「不良=ギャル」という一つの文化が終わり、ちゃんと学校に通ってるため、髪の毛を染めるなどの派手な姿はあまり見られません。だから一見、減ったように見えますが、実際にはギャルの姿が目立たなくなっただけかもしれません。「女子高生ミスコン」などを通じ、全体として感じるのは「可愛くなりたい」という欲求が、以前よりも大きくなっているのは確かだと思います。

ギャルは減っていない。居場所が変わっているだけ。

_可愛さを求める欲求が強まっている背景には何があるのでしょうか。

ここでもSNSの影響は大きいと思いますよ。スマホで写真を撮ってSNSで発信するのは彼女たちの日常です。そのとき、自分だけすっぴんだったら栄えませんから、メイクをしたくなるのは当然でしょう。SBYを企画していた頃、「首から上でいこう」と提案しました。つまり、洋服は扱わず、コスメやカラコンを販売することにしたんです。写真を自撮りする際に写るのは、顔がほとんどですからね。先ほどの「ギャルが減っている」という問いは、おそらくそのことが関係しているでしょう。昔ながらのブランドショップが苦戦を強いられていますが、今のギャルの関心は、洋服よりも「首から上」にあるんだと思います。自分たちの時代は、ファッションが一番で、ブランドが大好きで、洋服は宝物でした。なので、今の若い子が「やばい、ケチャップが付いちゃった。H&M行ってくる」と言い、着ていた服を捨て着替えるのを見たときには衝撃でした。「ああ、感覚がぜんぜん違うんだな」と。ブランドには全く関心がなく、むしろファストファッションを自分なりに組み合わせて、安く上げたほうがおしゃれという感覚ですから。だからブランドショップの視点なら「ギャルは減った」、逆にカラコンメーカーの視点なら「ギャルは増えた」となるのかもしれませんね。

「仲間」や「ファミリー」を武器に大企業と渡り合う

_今後の展望についてお聞かせください。

取材中にあっくんと偶然出会い、照れながらツーショット。

ここまでビジネスっぽい理屈を並べてきましたが、そんな話ができるようになったのは最近のことなんですよ。感覚だけを頼りに答えを出すことを繰り返し、今になって振り返ると、「こういうことだったのか」と分かって、方程式が完成した感じ。今後も何をするかではなく、熱いハートを持つ仲間と一緒にやっていくことが前提です。店舗事業部が新店舗をオープンさせたら、誰よりも真っ先に駆けつけるマインドを持ってる。「お前に助けられたから、次は俺が助ける」というファミリーでありたいです。渋谷でブレイクした「あっくん」も良い例ですよ。彼とは10代の頃に出会い、一緒にイベントをプロデュースしてきました。昔は地元の三鷹でやんちゃをしていたみたいですけど(笑)、もともと熱い男なので、いつしか、みんなから良い兄貴分として慕われています。誰かの誕生日には率先してパーティーを企画し、当日はパンツ一丁で盛り上げるようなヤツですから(笑)。そうやって常にみんなを応援してきた彼が「「SHIBUYA PARTY ROCK NIGHT」でデビューを決めたら、こんどは仲間がこぞってSNSで発信して盛大に応援する。もちろん彼の実力も大きいですが、良い仲間の存在がそれを開花させたと言えます。大企業と渡り合う上での自分らの武器は、「仲間」や「ファミリー」愛です。そこで負けなければオンリーワンでいられる自信はありますね。何というか、「死ぬ気で友だち」という感じでしょうか(笑)。

_これからも、渋谷にこだわり続けるということですよね。

そうですね。夢を見られる、夢を言える、夢を叶える、渋谷がそんな場所であり続けるための事業を追い求めます。もう少し具体的に言うと、自分らの世代の子どもが渋谷に行こうとしたら、「危ないからダメ」ではなく、「もっとオシャレしなさい!」と𠮟られちゃうような、そんな夢が溢れる街が理想ですかね(笑)。

株式会社HJ

女子高生ミスコン2015-2016

「“日本一”可愛い女子高校生」を決定するコンテスト。昨年2015年7月1日から9月23日までのエントリー期間で、全国に設置されるプリクラから総応募者数約64万人を集める。その中から地方大会などを経て、各大会のグランプリ、準グランプリ14名が全国ファイナリストに選出。2016年3月22日に渋谷ヒカリエで開催される「全国ファイナル審査」では、歌唱審査、演技審査、ダンス審査、ウォーキング審査などの当日会場審査と、全国のプリクラ機から受け付ける事前投票(3/15まで)によって、栄えある「“日本一”可愛い女子高生」が発表される。

全国ファイナル審査

会期:
2016年3月22日(火)
会場:
渋谷ヒカリエホール
審査:
歌唱審査、演技審査、ダンス審査、ウォーキング審査など
公式:
全国女子高生ミスコン

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