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Shibuya of future talks about the KEY PERSON key person

Long interview of [key personnel] to be active mainly in the Shibuya. Place a "Shibuya of appeal" through their words.

profile

Fuji City, Shizuoka Prefecture was born. Moved to Tokyo to machine the university, in 1969 after graduation, joined Tokyu Hotel Chain (Tokyu Hotels). Haneda Tokyu Hotel, headquarters general affairs section chief, through the deputy general manager of the Ginza Tokyu Hotel, enter the opening preparation room of the Cerulean Tower Tokyu Hotel. Currently, he serves as the general manager of the hotel.

「デラックスホテル」の中でトップの位置をキープしたい

--マーケティングの際、とくに苦労したポイントは?

35階のエグゼクティブサロン

渋谷には同等のホテルがありませんでしたから、どれくれいの需要を見込めるかというところからマーケティングを始めました。それをもとに、「1人利用」の多い外国人のビジネスユースと、複数人利用の多い日本人観光客の割合を予測し、それに見合う客室のタイプをそろえる。もしツインルームが多過ぎれば、外国人のビジネスユースの需要を逃してしまいかねません。近年の外国人客の増加に伴い、昨年には、ツインルーム56部屋をダブルルームに変えるなど、現在でも見直しを続けています。

--マーケティングから浮かび上がった渋谷の特徴は?

開業当時、渋谷は「ビットバレー」と呼ばれ、IT関連の企業が山ほどありました。ところが、その多くはマンションの一室にオフィスを構える小規模な会社で、社員である若者もTシャツにジーンズ、スニーカーといったラフな格好で、ホテルのレストランで会食をするというご利用はありませんでした。そのため、ビジネスユースはほとんどありませんでしたが、時々、プライベートで訪れるときには非常に豪快な利用のしかたをするんですね。こちらとしても、「一体、何のお仕事をされているのだろうか」と、不思議に思う方がIT関連の若いお客様には多かったですね。

--競争が激化するなか、今後はどのようなポジションで勝負されるお考えでしょうか。

2007年秋にザ・ペニンシュラ東京(日比谷)が開業し、さらに2009年オープン予定のシャングリ・ラ ホテル 東京(丸の内)が出そろえば、外資系ホテルの東京進出も一段落します。そのなかで当ホテルは、いわゆるラグジュアリーホテルではなくデラックスホテルのカテゴリーの中でトップを目指します。もちろん、ラグジュアリーホテルと競合する商品も数多くありますから、ソフトのサービスはラグジュアリーレベルを保ち、そこに力をいれ、他のデラックスホテルの一段上を行くという戦略です。外資系ホテルの上陸が起爆剤となり、ホテルの客単価は上昇傾向にありますが、かといって一度設定した料金を単純に値上げするのは難しい。付加価値によって満足度を上げなければ、値上げは受け入れられません。そこで当ホテルでは、従来、ワンランク上のサービスを提供するエグゼクティブフロアは35〜37階でしたが、今年から33・34階を追加しました。チェックイン、チェックアウトはもちろんのこと、朝は朝食、昼はお茶やお菓子、夜はアルコールを提供する35階のエグゼクティブサロンを拡大・充実させてサービスの向上を図るなど、付加価値の創出を図っています。

安全性をアピールして国際性の高い街へ

--渋谷という土地柄で営業されるうえで、意識されていることはありますか。

この場所で営業を続ける以上、渋谷という街から愛されるホテルにならなければいけないと、常々、感じます。そのために、まずはしっかりとしたサービスを提供するのが第一。ホテルの文化は食にあるという考え方から、美味しい食事を上質なサービスとともに提供するのがホテルの文化であり、さらには我々の責任だと認識しています。その点では、今回、一つ星をいただいたプロヴァンス料理の「クーカーニョ」、陳建一さんの中国料理「szechwan restaurant 陳」、日本料理の「金田中」など、名店をそろえている自負はありますね。さらに、地域との良好な関係を築くため、若手社員の発案により周辺の清掃活動を実施しているほか、渋谷には危険なイメージがあるのも確かですから、今後は町内会・渋谷区などと連携して安全な町づくりを目指したい。それをアピールすることで街に外国人の姿が増え、映画祭のような国際的なイベントや文化的な会議が活発になり、渋谷の国際化が進めば素晴らしいことだと思います。

--これからの渋谷に希望することは?

渋谷は個人的には大好きな街です。若者やビジネスマンなど多様な人種が混在し、近くには松濤や南平台といった高級住宅地もある。そのように雑多な面はニューヨークにも似ていますよね。外国人のお客様にも、そんな街並みに惹かれて渋谷を訪れて来る方が少なくありません。ただ、それ故に歩きにくさを感じる方もいるようで、例えば静岡県に住む私の弟は、渋谷駅からいつも迷って当ホテルまで辿り着けず、困って電話をしてくることがあります(笑)。渋谷の課題と感じるのは、今のところ本物の文化を発信する施設が少ないことでしょうか。既に渋谷は世界的に名の通った都市ですが、世界に文化を発信する都市としては、まだまだ物足りなさを感じてしまう。本格的な文化施設がもう少しあれば良いのではとも思います。今後、副都心線の開通などによって渋谷の街は大きく変わると思います。当ホテルではそれを商圏拡大の機会と捉えて、現在の施設をより効果的に活用してサービスの充実を図る考えです。そして、ゆくゆくはミシュランガイドでレストランは2つ星、ホテル全体では最高位の評価を得たいですね。

「セルリアンタワー東急ホテル」クリスマス関連イベント

Grace Time Chiristmas
ミシュランガイド東京で一つ星を獲得したタワーズレストラン「クーカーニョ」(40階)ほか
ホテル内の各飲食施設でクリスマス限定コース・メニューを提供。

CERULEAN'S Chiristmas Cake
クリスマスらしくプレゼント風に仕上げられた今年のケーキ。
予約は12月19日(水)まで。

○クリスマス礼拝&キャロル
12月15日(土)・24日(月)
礼拝(チャーチ)18時〜、キャロル(ロビー)19時〜

セルリアンタワー東急ホテル

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