コロナ禍も逆境だからこそのアイデア！世界中のクリエーションを集めた企画展　渋谷スクランブルスクエア14Ｆで

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コロナ禍での生活は既に9カ月近く続いている。旅行業界や小売店、飲食業界など、経済的な損失は図りすれない。一方でコロナ禍、ソーシャルディスタンスという逆境だからこそ生まれたデザインや広告、イベント、テクノロジーなどなどもある。そうしたコロナ禍で生まれたクリエイティブ作品を一堂に集めた企画展「コロナ禍のクリエーション展」が現在、渋谷スクランブルスクエア14Fにあるイベントスペース「NHKプラスクロスSHIBUYA」で開催されている。
▲「ROBOT VIEWING」。遠隔操作で自宅に居ながら、イベントや企画展示などに参加できる。

世界中が「ステイホーム」で日常生活に制約が課せられる中、多くのイベントや広告企画などが延期・中止を余儀なくされた。こうした逆境の中で制約や困難を乗り越えて、かつてない新たなクリエーションが世界中で数々生まれている。例えば、遠隔地にいる役者同士がオンラインを通じ、稽古から上演までを全て行った劇団ノーミーツの演劇「門外不出モラトリアム」や、仮想空間でレースを行った「バーチャル・ツール・ド・フランス」、パソコンやスマートフォンからロボットを遠隔操作し、イベントを体験する「ROBOT VIEWING」、疫病除けに結びつくと伝えられている「アマビエ」など。
▲「バーチャル渋谷」。自粛期間中のイベントや、先日のハロウィーンでもバーチャル渋谷内でイベントを実施した。

さらに渋谷ならではのクリエーションでは、渋谷区公認の仮想空間の街「バーチャル渋谷」もピックアップ。参加者は仮想空間の渋谷の街にアバターとして入り込み、自由に街中を歩き回り、自宅に居ながらライブイベントなどをリアルタイムに体験した事例など、会場内ではコロナ禍をアイデアで解決するクリエーションが展示紹介されている。

コロナ禍でも負けないクリエイティブの力、豊かを見て、新たなアイデアを生むきっかけにしてみてはいかがでしょうか。会期は2021年1月17日まで。

▲NHKプラスクロスSHIBUYAの会場外観

コロナ禍のクリエーション
○会期：2020年11月24日（火）〜2021年1月17日（日）
※営業日は渋谷スクランブルスクエアの営業日に準じる。
○営業：11：00 〜21：00
○会場：NHKプラスクロスSHIBUYA
○ official:https://www.nhk.or.jp/plusx/event/creation/
○ Admission: Free
○主催：NHK