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「バーチャル渋谷」をイベント会場として「1日貸切」パッケージの販売開始

新型コロナ感染拡大に伴い、自宅に居ながら様々なイベントの開催や参加が可能となる、渋谷区公認の配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」が2020年5月にオープンした。
渋谷スクランブル交差点、SHIBUYA109など、渋谷駅周辺の街を忠実に再現した「バーチャル渋谷」内では、アーティストのライブやアート展示、トークイベントなど、従来の渋谷で日々開催されていたイベントやコンテンツを、自宅に居ながらスマートフォンやPC、VRデバイスを使い、自分自身のアバター通じて参加・体験することができる。
先日開催された「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス2021」では、世界中から延べ55万人もの人々を集客し、都市型メタバース「バーチャルシティ」の成功モデルケースとして注目を集めている。

従来は「バーチャル渋谷」を運営するKDDI、渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会を中心として組織される「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」が主催者として、企画やコンテンツを制作し展開してきた。が、今後は広くイベント主催者を募り、実在都市の渋谷と連携した都市連動型メタバースイベント会場として、「バーチャル渋谷」を1日貸し切り利用可能となるサービス「バーチャル渋谷・1DAYイベントパッケージ」の販売をスタートするという。

想定されるイベントとしては、音楽ライブやスポ―ツイベントの中継、企業商品やサービスのPRイベント、アーティストのファンミーティングなど様々。たとえば、SHIBUYA109店頭でリアルイベントを実施しながら、バーチャル渋谷内の109前でも同様のイベントを同時並行で展開することも可能。実在都市の渋谷と連携、連動したイベントを実施することで、渋谷に足を運べない地方や海外の方が気軽にイベントに参加する機会が生まれるとともに、より臨場感あるバーチャル体験ができそうだ。

来年には北京オリンピックや、ワールドカップ・カタール大会なども迫っているが、「バーチャル渋谷」のスクランブル交差点に巨大スクリーンを置き、大勢でパブリックビューイングをするのも楽しいだろう。今後、コロナ終息後も渋谷でのプロモ―ションやイベント会場の選択肢の一つとして「バチャル渋谷」が加わっていくことになりそうだ。

イベント会社や広告代理店、企業など、渋谷で何か仕掛けたいと考えている方は、お問い合わせてみてはいかがだろうか。

〇都市連動型メタバース 1日貸し切りパッケージについて
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2021/11/26/5554.html

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