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渋谷ヒカリエ・d47 MUSEUMで「ワイン」をテーマにした展覧会 ワインを通じ自然・人間・文化を味わう

「ワイン」をテーマとした展覧会「47winetourism -47都道府県の自然・人間・文化を味わう旅-」が2月4日〜5月8日まで、渋谷ヒカリエ8階・d47 MUSEUMで開催されている。

同展覧会は、ワインそのものだけではなく、ワインづくりの観点から、産業・暮らし・環境・仲間・地域をキーワードに、その土地らしいワイナリーを47都道府県ごとに選定し紹介する。企画は2008年から山梨県甲府を拠点に、ワインツーリズムを開催・提唱する一般社団法人ワインツーリスズムの大木貴之さんらが担当する。

国内のワイン消費量は、この10年間で約1.5倍増加、ワイナリーの数も全国で369場(2020年1月)を数えるという。食文化の変化とともに、ワインも私たちの暮らしに定着していることがうかがえる。大木さんは「ワインを味わうことは、その土地の自然・人間・文化を味わうこと。ボトルの中身だけでなく、ワインづくりの根底に流れるストーリーの片鱗を知り、彼らがつくっている風景や空気感、土や風の香りを五感で感じる」といい、同企画を通じ実際にその土地を訪れるきっかけを作りたいという。さらに各地のワイナリーの今を知り、つくり手に触れ、ワインを味わい応援することは、その土地の自然環境を守り、次の世代に残すことにも繋がっていく、と同企画への想いを寄せる。

会場では、「つづく地域産業(産業)」「地域コミュニティ(暮らし)」「その土地の味(環境)」「顔の見える流通(仲間)」「景色づくり(地域)」という4つの選定基準をクリアするワイナリーを各都道府県から各1ワイナリー選定しワインを展示するほか、関連商品の販売も行う。
▲東京・大泉学園でワインを小ロットで生産する東京初のワイナリー。レストランバーも併設する。

主な出展者は、醸造から販売までほぼ一人で行う「東京ワイナリー(東京)」をはじめ、約20年かけて土壌を改良し自然農法でブドウを育てる「タケダワイナリー(山形)」、若い農家を増やし、産地イメージの向上を目指す「Studio gogo winery(福岡)」など。

▲1920年に創業した山形・タケダワイナリー。自社農園のブドウ栽培でワイン醸造を続ける。

そのほか、会期中には出展者をゲストに招いてのトークイベントや、ワインを実際に飲み比べられる企画も予定。この機会にこだわりと個性豊かな日本のワインと、その土地の景色をぜひ感じてみてはいかがだろうか。

47winetourism -47都道府県の自然・人間・文化を味わう旅-
○会期:2022年2月4日〜5月8日 12〜20時
※入館は19時30分まで ※水曜休
○会場:d47 MUSEUM (渋谷ヒカリエ8階)
○入場:ドネーション形式(会場受付)
〇企画:大木貴之 (一般社団法人ワインツーリズム)、相馬夕輝 (D&DEPAERMENTディレクター)
○主催:D&DEPARTMENT PROJECT
○ official: https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_34358.html

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