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3.11特別企画、渋谷防災キャラバン「被災地の声を聞こう」公開

渋谷の防災力向上を図ることを目的に定期的に開催している「渋谷防災キャラバン」。 今回は3.11特別企画として、南三陸町出身で東日本大震災当時高校生だった被災体験者と、笹塚中学校の生徒による特別対談「被災地の声を聞こう」の模様を3月11日にYouTubeで公開配信する。

2011年3月11日に発生した東日本大震災から11年目。東北地方を中心に1万8000人以上もの死者・行方不明者が発生、さらに避難した人は最大で約47万人に達し、11年を経た今でも多くの人々が自宅以外の地域や仮設住宅などでの生活を余儀なくされている。今回の「被災地の声を聞こう」企画では、震災の記憶や教訓を風化させず、次世代に伝えていくため、東日本大震災の被災体験者である佐藤慶治さんに迎え、渋谷区立笹塚中学校の副校長、先生、生徒の皆さんと特別対談を行った。当時高校2年生だった南三陸町出身の佐藤さんの話を、震災時の記憶がほとんど残っていない現在の中高生の皆さんがどう受け止めたのだろうか。

3.11特別企画「被災地の声を聞こう」
〇日 時:2022年3月11日(金)YouTube公開
〇出 演:南三陸町 佐藤慶治さん、笹塚中学校・生徒会役員生徒5名、渡邊副校長、工藤先生、長澤先生
〇M C:古賀涼子さん
〇視聴:渋谷防災キャラバン公式サイト
※コミュニティFM『渋谷のラジオ』(87.6MHz)でも3月11日(金)14:00台に放送予定

「渋谷防災キャラバン」では昨年8月から動画シリーズ『地域の防災を知ろう』をYouTubeで毎月配信し、次回3月10日配信の神宮前地区「もしものための応急救護」の配信で一連のシリーズを完成させる。これまで動画では、西原地区「もしも水害や土砂災害が起こったら」、氷川地区「渋谷川流域の台風・豪雨対策」、恵比寿地区「知っておきたい!ペット防災」など、計11本にわたって渋谷11地区の地域特性による災害へのリスクや、様々なトピックスを取り上げてきた。私たちが暮らし働く渋谷で想定される災害に関して、動画を通じてしっかりと理解しておきたい。

渋谷防災キャラバン公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCQlkZ76OlWQpAFvpdHMyE0Q

そのほか、渋谷区役所では3月7日(月)〜11日(金)まで、『地域の防災を知ろう』アーカイブ動画の上映や防災パネル展示のほか、AR(拡張現実)を用いた火災煙疑似体験・消火訓練ブースを出展する。3.11を控えたこの機会に防災について、改めについてついて学んでみてはいかがだろうか。

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