ヒカリエで開催予定の企画の中から、それぞれの土地の魅力を紹介する展示・イベントをピックアップ。
CUBE1、2、3では2月18日から、山口県宇部市で開かれる国際コンクール「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」の歴史と精神を伝える複合イベントがスタートする。
「UBEビエンナーレ」は1961年、戦争で荒廃した街の緑化再生を目指す宇部市民による宇部市主催イベントとしてスタート。「現代日本彫刻展」と称し、都市と自然に調和した野外彫刻によって「人間/都市」の精神の再生を追求。2009年にはより国際的なコンクールとなることを目指して「UBEビエンナーレ」と名称変更。世界で最長の歴史を持つ野外彫刻展として、現在も発展を続けている。
これまで宇部市が取り組んできたUBEビエンナーレの歴史と精神を紹介する同展。会場ではUBEビエンナーレの代表的な作品のパネルや、第26回UBEビエンナーレ入選模型作品約30点、入賞作を常設するときわ公園彫刻野外展示場の紹介映像などを展示。期間中には現代日本を代表する女性彫刻家津田祐子さん・青木野枝さんと、久保田后子宇部市長とのトークイベント(2月24日18時30分〜)なども予定している。
彫刻をきっかけに、宇部という街の魅力にも着目してみては?
d47ミュージアムでは2月19日から、大分県の個性を「デザイン」と「旅」の視点から見る展示会がスタートする。
デザインの目線で観光を案内するトラベルガイド「d design travel 大分」と連動し、誌面だけでは収まりきらない現地の魅力を紹介する同展。編集部が取材した場所、人、モノなど、その土地らしさを伝えるため、現地で実際に使用されている道具や備品、装飾品などを展示する。
具体的には中津市のキャンプ場「バルンバルンの森」の手作りツリーハウスや、別府市の宿「鉄輪 柳屋」の暖簾や温泉が熱源となっている暖房装置、大分市のメキシカンバー「タベルナ・テキーラ」の店内を彩るソンブレロなどを紹介。
ほかに日田市の小鹿田焼の焼物、別府市の竹工芸品、アートNPO「BEPPU PROJECT」大分県産に
こだわってプロデュースする「Oita made」の各商品などの展示販売や、d47食堂での中津の「唐揚げ」と別府の「とり天」を主役にした「大分定食」の提供などもスタート。「d design travel 大分」の出版記念イベント(2月28日13時〜、14時〜、16時〜)なども予定する。同誌編集部が、歩き、見聞きし、食べた「大分の今」を感じ取って、実際に大分県を旅したくなる、きっかけをつくる展覧会となっている。
COURTでは2月23日、Creative Lounge MOVを利用するメンバーが軒を連ねる「MOV市(モヴイチ)」が開催される。
「MOV/」は、8/内のコワーキングスペース。オープンラウンジ、シェアオフィス、貸し会議室、ショーケース「aiiima」から成り、組織や国境や世代の壁を越えて異分野・異文化の人たちが出会い、経験や知識を共有する場作りを目指す。
MOVを利用するクリエーターがそれぞれが手がける仕事や作品を紹介する今回。会場では開発中のシステム、リリースになったアプリやゲーム、出版された自著、デザインしたジュエリーやウェブサイト、ディレクションしたキャンペーン広告、新製品のブランディングやサンプリング、敢えて肩書きをつくらずに活動している自身のPRなどなど、個性的なスキルを携えたMOVメンバーの、多岐にわたる仕事や作品が並ぶ。またこれまでにMOVの中で生まれたコラボレーションも紹介。「メンバー制」という普段はクローズされたコワーキングスペースで、どんな人たちがどんなふうに協働しているのか、業種の枠を超えた新しい働き方を体感してみたい。
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