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富ヶ谷を盛り上げたい!カタネベーカリーのコッペパンを使った「絶品ローストビーフサンド」/富谷商店

富ヶ谷(代々木八幡、代々木公園から徒歩8分)にあるローストビーフで有名な「サックスブルーダイナー」の姉妹店となる「富谷商店」は、代々木公園にある人気店カタネベーカリーのパンを使ったコッペパンとお弁当を販売するテイクアウト専門店。

場所は、「サックスブルーダイナー」の並びということもあり、住宅街の中にひっそりと佇んでいる印象だが、お店の作りやPOPなどのセンスがいいので、前を通ったら誰もが「こんなところに可愛いお店が!」と足を止めてしまう。

そんな「富谷商店」を切り盛りしているのは、「サックスブルーダイナー」の店主・田口昌志さんの奥様である美佳さん。この関係を知れば、ローストビーフを使ったテイクアウトのお店というアイデアからお店をスタートさせたのだろう、と思ってしまうが、美佳さんいわく「すべては富ヶ谷という町への恩返しなんです」とのこと。

「ご存じのように富ヶ谷は、代々木公園、代々木八幡から徒歩圏内でありながら、知る人ぞ知るようなエリアです。『サックスブルーダイナー』も、人気店と言っていただきますが、地元の方々に助けていただきながら営業してきたんですね。なのに、最近は商店街の中でも辞めてしまわれるお店も多く、町が静かになってしまっているのがさみしいと思っていたんです。そこへ、私が大好きだったお肉屋さんもお店を閉じてしまうと聞いて、なんでもいいから、とにかくここでお店をやらなきゃ!と思ったのが始まりなんです」

「何をやるかを考えていく中で、町の人たちから、この地域にはパン屋さんがない、という話を聞きまして。代々木上原のカタネベーカリーさんに行くことが多いけれど、歩くと20分ぐらいかかる。お年を召した方だとちょっときつい距離だ、なんて世間話をする中で、ダメ元でカタネベーカリーさんにご一緒させてもらないかと聞いてみようと考えたんです。すると、本当に快く引き受けてくださって!これには感謝しかないですね」

コッペパンに「サックスブルーダイナー」の厨房で作ったおかずを組み合わせれば、世代を問わずいろんな方に喜んでもらえるのではないかと思ったそう。

「オープン当初は、コッペパンを30種類用意しました。今は10種類前後にしてお弁当を加えました。2020年の緊急事態宣言中、「サックスブルーダイナー」は営業できなくなってしまったんですが、ウチはテイクアウトだったのでみなさんに買いに来てもらえる。だったら、パンだけじゃなくお弁当も食べたいよね、ってことから始めたんです。思っていた以上にみなさんに喜んでもらえましたね」

カタネベーカリーとサックスブルーダイナーの人気店のコラボということで、やはりいちばん人気は「プライムリブローストビーフ」(520円)。レタスとマッシュポテト、ローストビーフという贅沢な内容で、満足度も高い。

「ローストビーフ以外にも、和牛ハンバーグ(420円)、海老カツタルタル(480円)、焼きそば(280円)のように食べ応えのあるものの人気は高いですね。焼きそばのボリュームに驚かれることもあります(笑)甘い系は、季節のもの。今ならミニ南アルプスいちごホイップ(250円)。あとは、定番商品の金箔柚あんバター(280円)も早めに売切れることが多いですかね」

「金箔柚あんバター」は、たっぷりのあんこの上にバターと柚子ジャムが乗っているもの。ぱくりと口に入れるとバターの塩気のあとにあんこの甘み、さらに柚子の香りがふわっと鼻に抜けていく。そして、最後にパンの美味しさをしみじみと感じる。「海老タルタル」は、ザクッとした衣の歯ごたえ、柔らかい海老のごろごろ感じと風味のいいタルタルが絶妙で、あっという間に食べ終わってしまった。

総菜系のコッペパンと甘い系のコッペパン(「小さい◎◎」という名前がついている)はサイズが違うのが、またいい。お惣菜系を食べたあと、デザート感覚で甘い系を食べたい。でも、さすがに2個は食べられないんだよなーと思っていた人には嬉しい配慮だ。

お弁当も、日替わりで種類があり、選ぶ楽しさも味わえる(メニューは、SNSで告知されるのでチェックです!)。写真は、「ローストビーフ弁当」(850円)。「サックスブルーダイナー」のローストビーフは、US産ブラックアンガスビーフの最高級グレードであるプライムリブを使い、4日間かけて作られたお店の看板メニュー。時間が経っても柔らかく、赤身肉らしくさっぱりとしている。お店オリジナルのオニオンソースとマヨネーズ、そしてわさびをつけることでお肉の旨味をしっかりと味わうことができます。

右は「まるっとなすの生姜焼き弁当」(650円)、見た目以上にボリューム満点でしっかりとおなかいっぱいになります。左は「からだをはぐくむ腸活弁当」(950円)。町に住む、年配の方にも栄養と満足を感じてほしいと思い作ったというお弁当。右はお肉、左はお魚。野菜とお肉、お魚のバランスがとてもいい。

「コロナ禍で、なかなか外食もままなりませんが、富谷商店はテイクアウト専門店。感染対策もしっかりとやっていますので、気楽にいらしてもらえたらと思います。夕方にはほぼ売り切れてしまっていることが多いので、オープンから早めの時間に来ていただければ嬉しです!」

取材をした日も、ちらほらとオープンを待つ方の姿が。数時間で売切れてしまうことも多いので、オープンを狙ってくるのがいちばん間違いないようだ。天気のいい日は、ここでテイクアウトして代々木公園で食べる、なんて過ごし方も楽しいのではないだろうか。

「町を盛り上げたい、恩返ししたい」ということから、サックスブルーダイナー&富谷商店は、「渋谷区こどもテーブル」にも参加しています。5/15「キッズフラワーデイ」と名付けて、花育のワークショップとコッペパン無料配布、オーガニックレモネードと無料配布が行われます。

富谷商店
○住所:渋谷区富ヶ谷2-9-16
○電話:03-5738-7740
○営業:11:00〜19:00(売切れ次第終了)
○定休:火曜
○官方:https://www.instagram.com/tomigaya_shouten/

Oobarie

喜歡吃好吃的好玩的,rolled'll跳過汽車在首都地區,如果Kikitsukere迷人的商店信息的中心。渴望就是大禮包吃好吃的東西去海外旅遊。

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