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渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキに「渋谷のラジオ」サテライトスタジオがオープン

渋谷のコミュニティーFM「渋谷のラジオ」のサテライトスタジオが10月1日、地下鉄渋谷駅と渋谷ヒカリエを縦動線で結ぶアーバンコアの4階部にオープンする。

アーバンコア4階部は、渋谷ヒカリエ北側に新たに整備された「渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ」と直結し、地下鉄渋谷駅(地下3階)から宮益坂上方面へのアクセスを簡便する歩行者ネットワークとして期待されている。現在はコロナ禍で人流はそう多くないが、コロナ収束後は多くの人々がここを行き交うことだろう。

▲ヒカリエデッキの先はまだ閉鎖中。

東京メトロ銀座線の直上スペースを活用した「ヒカリエデッキ」は現在、渋谷ヒカリエのアーバンコアより先に進むことは出来ないが、渋谷駅の再開発工事が終了する2027年までには、JR山手線頭上を越えて「ヒカリエデッキ」と「渋谷マークシティ」を結ぶ、渋谷の街を東西で空中横断できる「スカイウェイ(仮)」が誕生する計画だ。
▲銀座線の直上を歩く日が待ち遠しい。

地下鉄銀座線が3階部に走っているだけでも、十分に近未来的であるが、さらにその上を人が歩くという光景を想像しただけで心が躍ることだろう。

▲渋谷ヒカリエのアーバンコア4階部の白く閉ざされた一角に、「渋谷のラジオ」サテライトスタジオがオープンする。

さて今回、「渋谷のラジオ」のサテライトスタジオがオープンするアーバンコア4階部は、将来的に渋谷の街のシンボルとなる「スカイウェイ」との結節点に位置し、先に述べたように今後注目が集まるエリアとなる。2016年4月1日に開局した「渋谷のラジオ」は、市民ファウンダーやボランティアスタッフなどに支えられ、渋谷川沿いにある本局スタジオから全番組をオリジナルで放送するコミュニティーFMとして地元に親しまれてきた。開局から6年目を迎え、さらなるブランディングとファンづくりを目指し、駅直結の同所にサテライトスタジオの枠を超えたコミュニケーション拠点として活用していくという。

▲ヒカリエデッキからアーバンコアを結ぶ開口部

スタジオ名称は、グラフィックデザイナーの寄藤文平さんが手掛けた「忠犬ハチ公」をモチーフにした局のキャラクター「ラジ公」にちなみ、「ラジ公スタジオ」と命名。スペースは約4坪とコンパクトながら、放送スタジオの横にドリンクスタンドを併設。コーヒー、ジュース類などのドリンクメニューを用意し、テイクアウト販売するほか、渋谷のラジオ・オリジナルグッズなどの物販も行う。

同スタジオでは10月から、地域情報番組「渋谷商店部 お店に行こう!」を毎日(土曜除く)15時〜16時に生放送する。さらにオープン日となる10月1日(金)13時30分〜15時は、フリーキャスターの平井理央さんがパーソナリティーを務める開設記念特番を予定。長谷部健渋谷区長らをゲストに迎え、新しいスタジオの出発を盛り上げていくという。

編集部・フジイタカシ

渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。

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