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「渋谷の鉄道橋」をテーマとした昭和30年代の写真展 今昔写真で街の変化を比較

白根記念渋谷区郷土博物館・文学館で現在、写真展「渋谷の鉄道橋―昭和30年代の風景―」が開催されている。

「スリバチ地形」と呼ばれる渋谷の街は、駅が最も低い「谷底」で、その周囲を道玄坂、宮益坂などの坂が囲む。そのため、表参道駅では地下を走っていた地下鉄・銀座線が、渋谷駅では地上2階の高架橋上を走るという不思議な光景を生む。渋谷駅と表参道駅の標高差は約22メートルにも達するという。

銀座線のほか、渋谷マークシティ2階に直結する「京王井の頭線・渋谷駅」や、かつて高架橋上にあった「東横線渋谷駅」など、この高低差が「鉄道橋」という渋谷ならではの街の風景を形成してきたとも言える。ところが昨今の再開発に伴い東横線が地下化され、さらに銀座線や井の頭線は建物内部に内包され、鉄道が走っている姿が外から見えにくくなりつつある。

▲上)昭和32年、東横線並木橋架道橋 下)現在:東横線の地下化に伴い、高架橋は解体された。画像提供=白根記念渋谷区郷土博物館・文学館

今回の写真展では、存在感が薄れている「渋谷の鉄道橋」をテーマとし、鉄道橋が街の風景としてごく当たり前にあった「昭和30年代の渋谷の風景」写真を中心に25点を展示すると共に、その写真と対比する形で同じ場所で撮影した現在の写真25点を併せて展示を行う。

▲上)昭和39年 渋谷駅東口の銀座線東広場架道橋 下)現在:東急東横店東館は閉館・解体され、銀座線渋谷駅ホームも明治通り上に移設された。画像提供=白根記念渋谷区郷土博物館・文学館

▲上)昭和34年、現在の渋谷西口付近にあった旧駒場架道橋 下)現在:国道246号が整備され、駅と桜丘町を跨ぐ西口歩道橋が架かる。画像提供=白根記念渋谷区郷土博物館・文学館

風俗や街の雰囲気など、再開発で急激に変わる渋谷の街の変遷や変化を、今昔写真からうかがい知ることができる企画となっている。会期は6月12日まで。

写真展 渋谷の鉄道橋―昭和30年代の風景―
〇会期:2022年4月16日〜6月12日
〇時間:火〜金11:00〜17:00(土9:00〜)
※月は休館日(祝休日の場合は翌日の平日)
○ Location: Shirane Memorial Shibuya Ward Local Museum · Literature Hall
〇料金:一般100円/小中学生50円
〇 Official:https://shibuya-muse.jp/

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