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大回顧展に向け、青山・岡本太郎記念館で「岡本太郎の1世紀」 秘蔵作品も公開へ

日本万国博覧会(大阪万博)のテーマ館『太陽の塔』や、渋谷駅に掲出される巨大壁画『明日の神話』など、時代を経ても色あせず、幅広い世代の人々を魅了する芸術家・岡本太郎(1911-1996)。今年7月から来年3月まで、その芸術人生を振り返る大回顧展が大阪(大阪中之島美術館、2022.7.23ー10.2)を皮切りに東京(東京都美術館、2022.10.18ー12.28)、名古屋(愛知県美術館、2023.1.14ー3.14)の3都市を巡回し開催される。

代表作のほか、これまであまり注目されてこなかった晩年の作品など、質・量ともに岡本太郎史上例のない規模での回顧展となり、「岡本太郎の全貌」を明らかとする。同展の主催者の一つである青山・岡本太郎記念館では2022年7月20日(水)〜2022年11月20日(日)までの期間、回顧展の開催にちなみ「岡本太郎の1世紀」として、84年にわたる岡本太郎の芸術人生はもとより、没後のさまざまなプロジェクトなど、約20年にわたる同記念館の活動を一覧できる企画展示を行う。

span class="caption">▲『母と子』(1981 年)

第一展示室では、1940年代から1980年代までの創作の歴史を、第二展示室では没後の活動を紹介。太郎が日本での活動をはじめた直後に描いた「秘蔵の作品」(1947)も公開を予定している。

東京都美術館での回顧展は10月からスタートのため、まずは7月から始まる青山・岡本太郎美術館で岡本太郎の芸術人生をめぐるショート・トリップを体験してみてはいかがだろうか。

企画展「岡本太郎の1世紀」
〇会期:2022年7月20日(水)〜2022年11月20日(日)
〇開館:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
〇休館:火曜日
〇会場:岡本太郎記念館
〇入場:一般650円/小学生300円
〇公式:http://taro-okamoto.or.jp/

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