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小中学生向けのプログラミングイベント「プログラミングサマーキャンプ2022」 オンライン参加も

夏休み期間中、全国の小中学生を対象としたプログラミングイベント「Kids VALLEY未来の学びプロジェクトpresentsプログラミングサマーキャンプ2022」が始まる。主催は渋谷に拠点を構える東急、サイバーエージェント、DeNA、GMOインターネット、ミクシィの5社。

親が子どもに通わせたい習い事の上位に「英語」と共に並ぶのが、「プログラミング」。IoT、AIが主流となる時代に向け、人とコンピューターとのコミュニケーションを促進する「プログラム言語」に高い注目が寄せられている。2016年に文部科学省が2020年度から小学校、2021年から中学校で「プログラミング教育」を必須化したことで、その熱はより一層加速している。

渋谷区では、2017年から全国に先駆けて区立小学校と中学校の生徒全員に一人一台のタブレット型端末を配布し、ICT教育システムを推進。さらに2019年からは渋谷を拠点とする東急電鉄とサイバーエージェント、ディー・エヌ・エー(DeNA)、GMOインターネット、ミクシィのIT大手企業4社との間で「プログラム教育事業に関する協定」を締結し、渋谷区立小・中学校でのプログラミング教育の充実を目指し、「Kids VALLEY(キッズバレー)」と称したプロジェクトをスタートさせた。日本を代表するIT大手企業が多数集積し、 コンテンツや人材リソースが十分な渋谷ならではの取り組みといえるだろう。

同プロジェクトでは毎年夏に「プログラミングサマーキャンプ」と銘打ち、リアルイベントとオンラインイベントを組み合わせ、渋谷区のみならず、全国の小中学生に向けたプログラミングワークショップや、エンジニア・ゲームクリエイターの仕事紹介など多様なコンテンツを無償提供している。
▲2019年に渋谷ヒカリエで実施された小学生向けの「サマーキャンプ」の様子

今夏に予定するのは「ミクシィのエンジニアが教える「Unityで実践 ゲーム制作ステップアップ講座」(8/19・20、全国の中学生、渋谷会場+オンライン)、「GMOデジキッズ サマーキャンプ 2022アクションゲームを作ろう! スクラッチでゲームプログラミング」(8/20、小学校4年生〜6年生、渋谷会場)、「DeNA プログラミングサマーキャンプ 2022 親子で学ぼう、プログラミングはじめのいっぽ」(8/21、小学校1年生〜3年生の親子、オンライン)、「サイバーエージェント 気になる!ゲームクリエイターのお仕事紹介 人気ゲーム『プロジェクトセカイ』の開発チームが登場」(8/24、小学1年生〜6年生、渋谷会場+オンライン)とIT企業各社による計4つのプログラムがそろう。参加希望者は、公式サイトから事前申込みが必要。

さらに今年は、同プロジェクトが後援する「渋谷区プログラミングコンテスト」に昨年度参加した小中学生の中から、優秀な作品を制作し賞を受賞した子どもたちの作品やインタビューをした動画を期間限定(9/30まで)で公開している。プログラミングの魅力を子ども自身が語りお届けする動画となっており、プログラミングサマーキャンプ参加前にチェックすることをおすすめする。

プログラミング教育の入口は「ゲーム」。楽しく学びながら、まずはパソコンやプログラミングに興味を持ってもらうことが、第一歩といえるでしょう。夏休みとはいえ、コロナ禍で自宅に居る機会も多い今、子どもたちの興味を探るトライとして、「プログラミングサマーキャンプ2022」に参加してみてはいかがだろうか。

プログラミングサマーキャンプ2022
https://coeteco.jp/kidsvalley_2022

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