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楽しみながら学べる防災イベント「TOKYOもしもFES渋谷2023」 自衛隊カレーの炊き出しも

子どもから大人まで、「防災」「減災」の知識を楽しみながら学べるイベント「TOKYOもしもFES渋谷2023」が9月2日(土)・3日(日)、代々木公園イベント広場・ケヤキ並木で開催される。

関東大震災の発生から100年目の節目。首都直下地震の発生確率は30年以内に7割と想定されるなか、もしも今、首都直下型地震が起きたら、どうなるだろうか。交通機関はストップし、帰宅困難者は約500万人、避難生活者は約300万人に上るという被害予測がされている。また最近では地震のほか、台風や豪雨などの被害も増しており、「防災・減災」の普及啓発や日ごろからの訓練がより重要視されている。

▲起震車で大地震の揺れの大きさや怖さを身をもって体験する。

渋谷区では毎年9月に「渋谷区総合防災訓練」を実施してきたが、2022年からは災害時の実際の避難場所となる「代々木公園」を会場とし、渋谷区民のほか、渋谷で働く人、ショッピングなどで渋谷に遊びに来た人たちなど、誰でも参加体験ができ、楽しみながら防災・減災に関する知識を深め・身に着けることができるフェス形式のイベントを新たにスタートさせた。昼間人口が多く、多様な人が集う渋谷では区民に限らず、いま渋谷にいる一人ひとりが「もしもの日」のために何ができるかを考え、備えることが求められる。

▲アトラクション感覚で学ぶ「サバイバルエリア」。

会場内は「サバイバルエリア」「アウトドアエリア」「もしもの学校」などで構成。「サバイバルエリア」では、ある日突然発生する災害に対して、自分自身の身体だけを頼りにどのように対応し、切り抜けなければいけないかを体験できるアトラクションコンテンツ。板を登ったり、柵の下をくぐったり……、子どもから大人まで楽しみながら防災に必要な対応力が身をもって体験することができる。

▲災害対策をキャンプグッズから学べる「アウトドアエリア」。

「アウトドアエリア」では、おぎやはぎさんがMCを務める名古屋テレビの人気アウトドアバラエティ番組「ハピキャン!」がプロデュースする、「防災×キャンプ」コーナーを設ける。会場では番組がおすすめする「防災に使えるキャンプグッズ」の数々を展示し、避難生活を乗り切るための災害対策の知識などを紹介。さらに「もしもの学校」エリアでは「防災・減災を学ぶ」をコンセプトに様々な企業ブースが出店する。
▲災害時に活躍する自衛隊の炊事車を使い、自衛隊カレーの炊き出しも行う。

さらにステージではダンスで防災を学ぶ教材「ぼうさいPiPit!ダンス」を披露。会場内では東京消防庁からポンプ車や街角救助車、起震車が展示され、自衛隊 東京地方協力本部から軽装備車や炊事車が展示される。また9月2日(土)には、炊事車で自衛隊による「カレーの炊き出し」を行う(約800食を提供)。

親子や家族、友人と一緒にフェス感覚で防災イベントに出かけてみてはいかがだろうか。

TOKYOもしもFES渋谷2023
○開催:2023年9月2日(土)・3日(日)10:00〜17:00
○会場:代々木公園イベント広場・ケヤキ並木
○入場:無料
○主催:
一般財団法人渋谷区観光協会
一般社団法人渋谷未来デザイン
こくみん共済coop <全労済>
もしもフェス実行委員会
○共催:渋谷区
〇後援:東京都
○公式:https://moshimo-project.jp/fes2023

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