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渋谷ヒカリエでイベント「Deathフェス」、「死」について考える6日間

「死」をテーマに新しい価値を提案するイベント「Deathフェス」が4月13日から18日まで、渋谷ヒカリエ8F「8/」COURT・CUBEで開催される。

「よい死の日」である4月14日を中心に、「死」というテーマと新たに出会い直す同イベント。従来のようなシニアを対象とした葬儀や相続を中心とした終活ではなく、「死」というテーマが持つ多様な側面を表現するフェス形式の企画コンテンツを通し、従来の死の捉え方をアップデートし、一人ひとりが今をどう生きるかを考えるきっかけづくりを目指すという。

日本は少子化高齢化と同時に「多死社会」に突入し、2022年、日本の年間死者数は過去最高の157万人を数えた。火葬待ち、お墓の継承・無縁墓、孤独死、無縁遺骨など、死の周辺にある様々な社会課題が、時代の変化と共に顕在化しつつある。6日間にわたる今回のイベントでは、30を超えるトークセッションやワークショップ、企画展示や没入型体験、死をテーマにセレクトされたマンガや書籍の展示など、さまざまなコンテンツをそろえる。

「死をオープンに語ろう」をメインテーマとしたトークションでは、「多死社会」「DEATHテック」「新しい葬送」「有機還元葬(堆肥葬)」「日本と世界の弔いの歴史」「デジタル遺品」「都市空間とお墓」など、様々な切り口で、登壇者や参加者がこれからの「死」に関する選択肢を考えていく。

没入体験企画では、「入棺体験」「地獄VR」「死の体験旅行」「生前葬」「10分遺言」など、実際に疑似体験することで「死」に対する想像力を養うことができ、生きるヒントを見つけることにもつなげていく。

さらに企画展示では「国内外のDEATHテックサービス」「生と死をテーマにした写真展」「DEATHフリマ」など、死に関連する作品や商品等を紹介していく。

トーク、体験、展示の3つのコンテンツを通し、渋谷から新しい文化や価値観を発信していくという。誰もが直面する「死」について、この機会に考えてみませんか。

無料、事前チケット登録制。会期は18日まで。

Deathフェス
〇会期:2024年4月13日〜18日11:00〜20:00
初日は20時半、最終日は18時まで。
〇会場:渋谷ヒカリエ8F「8/」COURT・CUBE
〇料金:無料(一部、有料プログラムあり)
〇主催:一般社団法人デスフェス
〇後援:渋谷区、J-WAVE
〇公式:https://deathfes.jp/

一般社団法人デスフェスの共同代表・市川望美さん、小野梨奈さんの2人に ラジオ番組「渋谷文化プロジェクト」にご出演していただきました。
★渋谷のラジオ 2024年4月3日(水)OA
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