渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

冬の待ち合わせは、心がホットになるイルミネーションの下で

師走に突入し、寒さが一段と加速する季節を迎え、渋谷の街ではクリスマスツリーやイルミネーションが輝き始めている。イルミネーションといえば、表参道のケヤキ並木が有名だが、今年は渋谷駅前も負けていない。

日本一の待ち合わせ場所として知られる「渋谷ハチ公前広場」では12月1日より、サンタクロースをモチーフにした装飾のほか、約3万3,000球のLEDによるライトアップが始まっている。夕方17時から24時までの毎時0分ちょうど、90年代シブヤ系のヒット曲「東京は夜の七時」(ピチカート・ファイヴ)が流れ、その音楽に連動してLEDが変化したり、ミストが噴射するなど、「光」「音楽」「ミスト」によるユニークな時報演出が見どころ。毎日、多くの人びとが「待ち合わせスポット」として利用するハチ公広場だけに、思わず寒さを忘れさせてくれる心憎い演出で待ち時間も楽しくなりそうだ。
ハチ公前広場の木々の至るところで、サンタクロースたちが戯れる姿が見られる。
ハチ公前広場のイルミネーションは12月25日(金)まで。

そのほか、渋谷駅周辺のクリスマスツリーやイルミネーションをいくつかご紹介しましょう。

<センター街>
■バスケットボールストリート入り口のクリスマス装飾
センター街のバスケットボールストリート入り口にも恒例のクリスマス装飾が設置。オーロラカラーの内照式ツリーとファンシーなトナカイにとる可愛らしいクリスマス装飾が、スクランブル交差点を渡りながら目に入る。
スタバ2階から眺めるイルミネーションも、さぞ美しいことだろう。

<東口エリア>
■渋谷ヒカリエのドリカムとコラボしたツリー
渋谷ヒカリエ1階正面入り口前にDREAMS COME TRUEとコラボレーションした約6メートルのクリスマスツリーが登場。ホワイト、レッド、シャンパンゴールドの3色LEDを1万1500球による光の演出でクリスマスを彩る。
点灯時間は16時〜24時(30分に1回、ドリカムの音楽が流れる)。12月25日まで。
地下3階からヒカリエ4階まで続くアーバンコアにもクリスマスらしい装飾が施されている。
同じく東口エリアでは、みやしたこうえん向かいの13番出口前にも「青」をキーカラーにしたツリーが設置されている。

<南口エリア>
■渋谷マークシティのクリスマスツリー
2000年オープンから15年目のクリスマスを迎えたマークシティ。イーストモール1階イベントスクエアには、高さ4メートルのツリーが設置。また大きなクリスマスリース(写真左)の前には待ち合わせをするサラリーマンの姿も。駅近の立地だけに混雑が予想されるハチ公前広場やモヤイ像を避けて、ここで友だちと待ち合わせするのは正解かも。

<公園通りエリア>
■渋谷モディ&公園通りのウインターイルミネーション
11月19日、新業態として新規オープンした「渋谷モディ」。3〜5階に入居するHMVの復活としても大きな注目を集めている。正面入り口にはクリスマスツリーが設置され、その周囲のベンチには待ち合わせや、ひと休みする人びとの憩う姿が目立っていた。
公園通りの並木はシャンパンゴールドのイルミネーションで装飾。渋谷モディからパルコまで続くストリート一体が光に包まれ、街歩きを楽しくする。

■渋谷パルコ「雪の結晶」が幻想的なツリー 「天空の夜空に浮かぶ、クリスマスツリー」をコンセプトに、店頭と同じ高さのツリーが設置。雪の結晶をモチーフにした幻想的な変化や、ツリーと連動した建物壁面の光の演出も見どころ。ツリーの麓にはベンチが用意され、待ち合わせにもお薦め。

<文化村通り>
■東急百貨店本店前の12メートル巨大ツリー
高さ12メートルの大きなモミの木を使用したクリスマスツリー。約10,000球のLEDを使用し、シャンパンゴールドとペールピンクをメインカラーとした上品なデザイン。
寒い夜は、ついついコートに顔を埋めて下を見て歩きがちだが、ふと目に入るイルミネーションに思わずテンションが上がり、スマホで一枚パシャリなんてこともきっと少なくないだろう。 「なぜ、寒い冬にイルミネーションなの?」と疑問を持つ人もきっと多いだろうが、暗くて寒い冬だからこそ、暖かさを帯びたイルミネーションの光に心癒やされるのだ。この時期だけの風物詩、ぜひ重い腰を上げてツリーやイルミネーションを求めて、光の散歩にお出かけください。もちろん待ち合わせはイルミネーションの下で。

編集部・フジイタカシ

渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。

オススメ記事