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渋谷・金王八幡宮でファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」−中川翔子さんも登場

ファッションを通じて自分スタイルを具現できる街、渋谷の魅力を伝える共同キャンペーン「第7回 渋谷ファッションウイーク」が2017年3月16日(木)〜26日(日)までの期間、渋谷駅周辺の大型商業施設などを中心に開催。プレミアムフライデーとなった24日(金)には、同キャンペーンのフィナーレを飾るメインイベントとして、渋谷・金王八幡宮の参道をランウェイに見立てたファッションショー「SHIBUYA RUNWAY(シブヤ ランウェイ)」が開かれた。
19時、両脇に観覧スペースが設けられた参道にレッドカーペットが敷かれ、神殿は華やかなライトアップで照らされる。先週、東京では桜の開花が発表されたとはいえ、朝晩には肌寒さの残る時期。その寒さが「緊張感」と「厳粛さ」をより一層高め、いつもとは異なる幻想的な雰囲気が境内全体を包み込んだ。
渋谷ファッションウィークのナビゲーターで、テレビや雑誌などで活躍する干場義雅さんらが司会として登場し、イベントがスタート。

ファッションショーは、2部構成で展開。第1部では、ファッションデザイナーの坂部三樹郎さん、山縣良和さんがプロデュースする新進気鋭の若手デザイナーを集めたプロジェクト「東京ニューエイジ」が、若手ならではの感性で日本発の新感覚ファッションを披露した。
白い花びらのようにひらひらと揺れ、幻想的なイメージを演出。ブランド:medetasy(デザイナー石田萌) 「ねぶた」をモチーフにしたユニークなデザイン。ブランド:KOUKI SAITO(デザイナー斎藤幸樹) アルミ板やアクリル絵の具などを取り入れた奇抜なデザイン。ブランド:MASAKI HIROSE(デザイナー廣瀬真輝) 「幽霊がもしファッションを纏ったら」をコンセプトにしたファッション(EMI KOYAMA)や、「レジャーシート」を素材に使用したファッション(KOUKI SAITO)、キャンバスやアルミ板など様々な素材を取り入れたファッション(MASAKI HIROSE)など、計8人の若手デザイナーが斬新な素材やアイデアにあふれる個性的な作品で観客を楽しませた。

第2部は109MEN’Sやcocoti SHIBUYA、SHIBUYA109、渋谷ヒカリエShinQs、渋谷マークシティ、渋谷マルイ、渋谷モディ、西武渋谷店、東急百貨店本店・東横店、ルミネマン渋谷など、渋谷の大型商業施設11店舗、計21ブランドが参加。
KOL ME BABY(SHIBUYA109) KAPERMUUR(cocoti SHIBUYA)Maison Beige(渋谷ヒカリエShinQs)
第1部ではプロのモデルがウォークを披露したが、第2部では各ブランドのショップ店員38人が自らランウェイを歩き、渋谷ならではの「リアルクローズ」をアピールした。
LA BELLE ETUDE(渋谷マルイ)
不慣れな舞に照れながら歩く店員さんの姿も見られ、第2部ならではの微笑ましくアットホームな雰囲気が会場を和ませた。

ショーのラストを飾ったのは、同イベントのアンバサダーで「しょこたん」の愛称で親しまれている中川翔子さん。ご自身で描いたという猫のブレスレットをワンポイントに加え、「大人可愛い」をテーマにした白い帽子と白レースのセットアップを身に纏い、春らしい軽やかなウォークで盛り上げた。
イベント後の記者会見で中川さんは「ファッションは心の色を映す装備。今年は32歳になる歳で、父が亡くなった歳と並び、それを越えていく歳。32歳が終着じゃ無くて、ここからスタートだという気持ちで『真っ白でいこう』と思った」と衣装選びの理由を明かした。
またショーの最中に緊張のあまり立ち位置を2度間違えるハプニングに触れ、「関係者各所の方々にスライディング土下座して謝りたい。大変申し訳ありませんでした」と頭を下げる場面も。「今年が本厄なのですが、神社で歩けたということで、厄落としになったのではないかと思う。寒いけど、それも含めて一生の思い出になった」と想いを語った。寒空の下とはいえ、中川さんをはじめ、ショーに参加した店員さんたちが皆楽しそうで笑顔だったのがとても印象的でした。
渋谷ファッションウィークでは春と秋の2回、金王八幡宮の参道や文化村通りの路上など、渋谷の街全体を巻き込んでファッションショーを行うのが恒例。新進気鋭の若手デザイナーのショーと、渋谷のリアルな若者たちが着ている”リアルクローズ”のショーが同時に見られる同ランウェイは、まさにストリートカルチャーを育む渋谷らしい試みと言えるだろう。回を重ねる毎に各大型商業施設の一体感やショーの運営レベルも高まり、地域のお祭りの一つとして確実に定着している。

(撮影:松葉 理)

編集部・フジイ

渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。

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