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KEY PERSON キーパーソンが語る渋谷の未来

渋谷を中心に活躍する【キーパーソン】のロングインタビュー。彼らの言葉を通じて「渋谷の魅力」を発信します。

プロフィール

神奈川県藤沢市出身。日本語、韓国語、英語のトリリンガル。1992年にFM横浜のインターナショナルDJコンテストで準優勝。芸能事務所・サンディに所属し、ディスクジョッキー・ラジオパーソナリティ・司会者・ナレーターなど幅広く活躍。特に最近は韓流スターや映画関連のイベントでMCを行っている。現在、event80navi、Asian K-pop(共に東京FM)のMCや韓タメPOP(フジテレビTWO)のナレーションを務める。

日本語、英語、韓国語を操るトリリンガルのDJやラジオパーソナリティ、ナレーターとして活躍するみんしるさん。最近では韓流イベントでのMCのほか、渋谷ヒカリエの構内放送の韓国語担当や、韓国語サロンの主宰など、渋谷を中心に韓国文化やエンターテイメントを伝える仕事や、橋渡しする機会が増えていると言います。今回は、韓国サロン「M-STYLE」の教室として利用する渋谷川沿いのバーにみんしるさんをお迎えして、DJデビューの経緯から、最近の韓流ブーム到来に至るまでじっくりとお話を聞きました。

人生を変えた尊敬する小林克也さんからの一言

--現在の仕事に就くまでの経緯を教えてください。

幼い頃から絵画やピアノ、声楽をやっていて、中学の頃から洋楽にどっぷりと浸かりました。当時は80sの最盛期で、マドンナ、シンディ・ローパー、マイケル・ジャクソン、デユラン・デユランなんかが特にお気に入り。ベストヒットUSAは欠かさず見ていて小林克也さんは今でも最も尊敬しているDJです。洋楽の影響で英語を話せるようになりたくて、短大に通っていた頃には留学を本気で検討していたのですが、家庭や金銭の事情でかなわなくて。卒業後、何をしようかと迷っていた時期に、J-WAVEでナビゲーターを体験するイベントがあって参加してみました。それがとても楽しくて、「これだ!」と思い、DJを夢見るようになったのですが、具体的には何をすればよいのかわからず、足踏みの状態が続きました。

--その後、どのようにしてDJの道に進んだのでしょうか。

みんしるさんDJの原点、インターナショナルDJコンテストの会場「パシフィコ横浜」。

そんなとき、FMヨコハマでDJコンテストがあることを知り、まったくの素人ながら、カセットデッキやCDプレイヤーを使って10分間の自作のテープをつくり、応募してみました。テープの審査が通って本選に進むと、プロアマ問 わず、ということでしたが、私以外の全員が何らかの経験者。これは場違いな場所に来てしまった……と思いましたが、せっかくだから思い切って演じました。このときの審査員長は、なんと私が大尊敬する小林克也さん。会えただけでも参加してよかったなと思って満足していたら、小林さんから「君は何かやっていたの?」と聞かれ、「全く経験がありません」と答えたら、「君は絶対にできるからプロになりなさい」と言われて本当にびっくり。コンテストでも準優勝をして、それから本気でDJを目ざすようになったんです。

韓流ブームの到来で仕事の幅が広がった

--小林さんの一言で人生が変わったのですね。

そうです。それでとにかく基本を勉強しなければと、アナウンスアカデミーに週一回通い、最後の授業でオーディションがあり、今、所属しているサンディという芸能事務所に所属することになりました。その後は、単発の簡単な仕事をしていましたが、運の良いことに1年後くらいにTOKYO FMの2時間の特番を担当させていただきました。それからラジオ番組を中心に少しずつ仕事の幅が広がり、1995年頃、北九州のcross FMで「ポップ・オブ・エイジア」という番組のMCを担当したことがあります。韓国や台湾、香港、沖縄などの音楽を流す番組でしたが、当時は日本の音楽シーンとは完全に別の流れでした。その転機となったのが韓流ドラマブームの到来。もともと私の両親は韓国人なので韓国語は普通に話せます。そのため、韓国の芸能人が来日するイベントの司会やMC、通訳などの仕事がどんどん入ってくるようになりました。はじめは韓流ドラマが流行って嬉しかったのですが、さすがに音楽までは日本では受け入れられないだろうなと思ってました。それが今、K-POPというジャンルができるほど、たくさんの韓国ミュージシャンが日本で活躍していて、とても驚いています。

--渋谷ヒカリエの館内放送も担当されていますよね。

はい、渋谷ヒカリエの開店・閉店時に日本語・英語・韓国語・中国語の館内放送が流れます。「本日もご来店ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」みたいな放送です。その韓国語を、私が担当させていただいています。日本語を訳してほしいと頼まれましたが、そのまま直訳すると、少し違和感がある感じだったので、韓国のデパートではどんな放送が流れるかなとイメージしてアレンジしました。日本語と比べて韓国語はテンポが速いので、速さを調整するのが少し難しかったですね。
機会があったら、ぜひ韓国語の放送にも耳を傾けてみてください。私の苦心の成果を聞くことができますので(笑)。

「渋谷ヒカリエ」開店・閉店時には、みんしるさんの韓国語の館内放送が流れます。

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