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鈴木清順 再起動!

上映・公演は終了しました。

「河内カルメン」©日活

鈴木清順 再起動!
2011/11/19 〜 2011/12/16


新作の待たれる鈴木清順監督のえりすぐり24本!
『東京流れ者』
公開:1966年
監督:鈴木清順
主演:渡哲也、松原智恵子、吉田毅、二谷英明、郷?治、江角英明、川地民夫、北龍二、長弘、木浦佑三、柴田新三、玉村駿太郎、日野道夫

かつて"不死鳥の哲"と呼ばれた哲也も今は堅気の身。しかし、やむなく大塚組との抗争に巻き込まれて…。アヴァン・タイトルからキマリまくったショット、ポップな色使いの美術、アクロバティックなラストの銃撃戦と、清順美学全開!ハードボイルド、コメディ、任侠もの、ミュージカルとジャンルを横断するストーリーが、一度聴いたら忘れられない主題歌に乗せて展開する、海外でも人気の高い傑作。


『殺しの烙印』
公開:1967年
監督:鈴木清順
主演:宍戸錠、小川万里子、真理アンヌ、玉川伊佐男、南原宏治、南廣、大和屋竺、高橋明、緑川宏、宮原徳平、野村隆

殺しに失敗した業界No.3の殺し屋・花田は、組織が差し向けたNo.1から命を狙われることに。単身で組織に立ち向かう花田は…。飯の炊ける匂いで欲情し奇天烈な仕掛けを使う殺し屋を巡る不条理なストーリーと、強烈なコントラストが冴えるスタイリッシュな画面構成で、カルト映画の頂点に君臨する作品。「訳の分からない映画を撮る奴はいらない」と日活追放を言い渡されるきっかけとなった呪われた傑作。

『踏みはずした春』
公開:1958年
監督:鈴木清順
主演:左幸子、小林旭、浅丘ルリ子、二谷英明、宍戸錠、殿山泰司、高品格、安部徹、田中筆子、平井洋美、東谷暎子、清川玉枝、加藤博司

非行少年の更生を手助けするボランティアで、信夫の担当となった奎子。反発されながらも徐々に信夫と信頼関係を築きはじめるが、信夫のかつての不良仲間は彼の社会復帰を快く思っておらず…。今作が清順との初顔合わせとなった小林旭と野呂圭介は、『関東無宿』でも再びコンビを組むことに。


『影なき声』
公開:1958年
監督:鈴木清順
主演:二谷英明、南田洋子、高原駿雄、宍戸錠、芦田伸介、金子信雄、野呂圭介、長弘、内藤武敏、雪丘恵介、谷川玲子、近藤宏、石塚みどり、松下達夫

新聞社の電話交換手・朝子は、偶然に質屋殺しの犯人の声を聴いてしまう。3年後、主婦となった朝子は、ある人物の声を耳にして驚愕するが…。原作は松本清張の小説「声」だが、大幅にストーリーが変更され、清順らしいアクション・シーンも加えられた、スピーディーな展開のアリバイ崩しミステリーとなった。

『らぶれたあ』
公開:1959年
監督:鈴木清順
主演:筑波久子、待田京介、フランク永井、雪丘恵介

クラブでピアノを弾くこずえは、雪山で出会った正男からのラブレターを心待ちにしていたが、ある日別れの手紙が届く。諦めきれないこずえが再び正男を訪ねると、彼の様子はどこか変で…。こずえの執拗なモノローグ、フランク永井演じるクラブ支配人・福井の異様にキザなセリフ、唐突なラストのラブシーンと、後の清順らしさも垣間見える異色の純愛ミステリー。


『密航0ライン』
公開:1960年
監督:鈴木清順
主演:長門裕之、清水まゆみ、小高雄二、中原早苗、永井智雄、木浦佑三、高品格

日本―香港間の麻薬ルートを暴くために競い合う二人の新聞記者を描く。スクープのためなら手段を選ばない香取と、その友人でライバルでもある正義派の仁科の対比が効いている。独特の斜めのカメラ・アングルが清順らしい、緊迫感あふれるサスペンス・アクション。清順初期の傑作。

『すべてが狂ってる』
公開:1960年
監督:鈴木清順
主演:川地民夫、禰津良子、奈良岡朋子、芦田伸介、中川姿子、伊藤孝雄、吉永小百合、初井言栄、穂積隆信、宮城千賀子

生活のため愛人を続ける母親を許せないジロウを中心に、彼の仲間である不良少年少女たちの無軌道な青春を描く。自暴自棄になり破滅へと突っ走るマザコン男・ジロウを演じる川地民夫はまさにはまり役。自在に動き回るカメラやスピーディーなストーリー展開、前衛ジャズなど、斬新な演出が冴える清順版『勝手にしやがれ』。


『くたばれ愚連隊』
公開:1960年
監督:鈴木清順
主演:和田浩治、清水まゆみ、東恵美子、近藤宏、小沢栄太郎、細川ちか子、禰津良子、高品格、内海突破、近藤宏

孤児として育った定夫は、新聞沙汰を起こしたことがきっかけで自分が淡路島の名門の跡取りだったと知り、故郷を訪ねるのだが…。旧家のふすまにファンキーな絵を描いたり、座布団を積み上げて椅子にしたりと、勝手気儘な現代っ子ぶりを発揮する貞夫を若手スター・和田浩治が演じる。画面のゆがみで心情を表現したりフィルターをかけて色を変えるなど、清順ならではの演出も光る痛快青春アクション。

『海峡、血に染めて』
公開:1961年
監督:鈴木清順
主演:和田浩治、葉山良二、清水まゆみ、英百合子、久松洪介、浜田寅彦、郷?治、滝恵一、山口吉弘、土方弘、武藤章生、浜村純、初井言栄 、山岡久乃

故郷の対馬で海賊船の取り締まりをするため、保安庁に配属された海上保安大学生の洋介。海賊のアジトのバーに偵察に出向いた洋介は、密輸団一派と一緒にいる兄を目撃し衝撃を受けるが…。海上保安官の体験談をもとにした、恋愛あり兄弟間の確執ありの海洋アクション。ラストの狭い船上でのアクション・シーンは見ごたえあり。


『百万弗を叩き出せ』
公開:1961年
監督:鈴木清順
主演:和田浩治、野呂圭介、沢道子、金子信雄、渡辺美佐子、山田吾一、安部徹、加藤武、小沢直好、木下雅弘、平田大三郎、伊藤寿章

ボクシングのチャンピオンを目指して上京した幼馴染の三井と下山。三井は下山が入会したヤクザの経営するジムに胡散臭さを感じ、極貧ジムの門を叩くが…。同じ夢を抱きながら、違った運命に引き裂かれていく青年たちを描くボクシング映画。ボクシングに憑かれた貧乏ジムの会長を、金子信雄が丹下段平チックに演じている。

『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』
公開:1963年
監督:鈴木清順
主演:宍戸錠、笹森礼子、星ナオミ、川地民夫、土方弘、初井言榮、金子信雄、楠侑子、佐野浅夫、信欣三、上野山功一、木浦佑三

ヤクザから獲物を掠め取る強盗団の黒幕を探るため、囮捜査員となった探偵事務所ツースリーの所長・田島。しかし田島の正体を疑うボスは…。大藪春彦の原作を大胆に脚色、二転三転するスピード感あふれた脚本と素晴らしい演出で、アクションコメディの金字塔となった。主役の宍戸錠のカッコよさはもちろん、脇を固める役者たちのキャラも楽しい。


『野獣の青春』
公開:1963年
監督:鈴木清順
主演:宍戸錠、木島一郎、渡辺美佐子、鈴木瑞穂、川地民夫、金子信雄、小林昭二、江角英明、香月美奈子、柳瀬志郎、三木正三、上野山功一、河野弘、山口吉弘、信欣三

刑事とコールガールの心中死体が発見された。刑事の親友・水野は事件の真相を暴こうと、コールガールを操る暴力団に用心棒として潜入する。鮮烈な色彩と遊び心あふれる奇抜な演出は、まさに清順美学。「きわめて耽美的な暴力映画」(石上三登志)「日本映画史上もっともアメリカン・ハードボイルドに近づいた作品」(小林信彦)との評価も。清順神話の始まりにして、多くの映画ファンを魅了した傑作。

『悪太郎』
公開:1963年
監督:鈴木清順
主演:山内賢、和泉雅子、田代みどり、久里千春、杉山元、野呂圭介、高峰三枝子、芦田伸介、小島和夫、木下雅弘、横田陽子

大正初期、素行不良のため悪太郎と呼ばれ神戸の中学を退学になった紺野東吾。豊岡中に転校することになった東吾は…。喧嘩と恋に明け暮れる若者を生き生きと描いた、今東光の半自伝的な小説が原作。木村威夫と初めてコンビを組んだ作品であり、舞台となった大正ロマンの香り漂う地方都市が見事に再現されている。爽やかで痛快な青春映画。


『関東無宿』
公開:1963年
監督:鈴木清順
主演:小林旭、伊藤弘子、平田大三郎、松原智恵子、中原早苗、伊藤雄之助、高品格、江角英明、野呂圭介、安部徹、殿山泰司

やくざの掟に背き、互いに惹かれあった伊豆組の幹部・鶴田とイカサマ博徒・辰子の哀しい運命を、組同士の抗争を絡めて描く。冒頭の女学生によるガールズ・トーク、ハチャメチャなストーリー展開、強烈な色使いと、任侠モノというジャンルのお約束に抗う清順の反骨精神が横溢した、異色のやくざ映画。

『花と怒涛』
公開:1964年
監督:鈴木清順
主演:小林旭、松原智恵子、久保菜穂子、滝沢修、山内明、深江章喜、川地民夫、高品格、嵯峨善兵、宮部昭夫

許嫁のおしげを奪おうとする親分の目を逃れるため、素性を隠して暮らす渡世人の菊治。ところが、親分は刺客を差し向けてきて…。惚れた女のため命を張る小林旭もさることながら、刺客役の川地民夫、馬賊芸者の久保菜穂子ら助演陣の存在感が印象深い任侠アクション。川地の怪傑ゾロのごとき奇抜な出で立ちは、脚本参加した木村威夫のアイディアによるものか!?


『肉体の門』
公開:1964年
監督:鈴木清順
主演:宍戸錠、野川由美子、和田浩治、石井富子、松尾嘉代、富永美沙子、河西都子、 玉川伊佐男、野呂圭介、江角英明、緒方葉子、横田陽子、中庸子、長弘

終戦直後の東京。敗戦で腑抜けになった男たちと対照的に、何もかも失いながら身体ひとつで生き抜くたくましい五人の娼婦たちの苦悩と確執を描く。娼婦たちが住み着く廃墟や闇市の素晴らしいセットと、彼女たちが纏う極彩色の衣装が印象的。19歳の野川由美子の鮮烈な映画デビュー作であり、「春婦伝」「河内カルメン」と続く主演女性映画三部作の第一弾。

『俺たちの血が許さない』
公開:1964年
監督:鈴木清順
主演:小林旭、高橋英樹、緑川宏、細川ちか子、高品格、井上昭文、松原智恵子、小沢栄太郎、弘松三郎、柳瀬志郎、山口吉弘、近江大介、千代田弘

「息子二人には真っ当な生き方をしてほしい」と言い残し、凶刃に散ったやくざの組長。成長した良太と慎次の兄弟の前に父を殺した男が現れてからというもの、やくざへの憧れを抱きはじめた慎次に兄は…。兄弟の乗る車が荒れ狂う波の中を走るかのようなシーンが、運命に翻弄される彼らの姿を暗示し強烈なインパクトを残す。



『春婦伝』
公開:1965年
監督:鈴木清順
主演:川地民夫、野川由美子、石井富子、玉川伊佐男、今井和子、若葉めぐみ、松尾嘉代、森みどり、初井言榮、江角英明、小沢昭一、藤岡重慶

愛した男に裏切られて自棄になった娼婦の晴美は、慰安所で働こうと決める。そこで出会った上等兵の三上に惚れた晴美だったが、三上の上官に執着され…。余りにも激しく一途に男を愛する晴美を、野川由美子が圧倒的な存在感で演じる。戦場と化した中国の荒野を、女の狂気にも似た愛が突っ走る、怒涛のラブ・ストーリー。

『悪太郎伝 悪い星の下でも』
公開:2011年
監督:鈴木清順
主演:山内賢、多々良純、初井言榮、和泉雅子、平田重四郎、東三千、野川由美子、三島雅夫、藤山竜一、野呂圭介、三崎千恵子

舞台を昭和初期の河内に置き換えた『悪太郎』の姉妹篇。酒と闘鶏にうつつをぬかすダメな父親を持つ優等生の重吉と、対照的な二人の女性との恋愛を軸に物語は展開する。清純な少女を愛しながらも、大胆で肉感的な女性の誘惑に抗えない重吉の悩みを描く、清順流青春映画。リリカルな叙情性が光る作品。


『刺青一代』
公開:1965年
監督:鈴木清順
主演:高橋英樹、花ノ本寿、山内明、伊藤弘子、和泉雅子、松尾嘉代、小松方正、小高雄二、高品格、日野道夫、野呂圭介

昭和初期。東京で人を殺めた”白狐の鉄”こと渡世人の鉄太郎と、その弟で画学生の健次は、満州行きの船に乗るため裏日本のとある港町にやって来た。そこで山師に騙され金を巻き上げられた二人は、港湾業者・木下組の頭の勇造に拾われるが…。クライマックスの立ち回りでのシュールな舞台美術と破天荒なカメラアングルは、まさに清順美学。清順流演出が冴える極彩色仁侠映画。

『河内カルメン』
公開:1966年
監督:鈴木清順
主演:野川由美子、伊藤るり子、宮城千賀子、日野道夫、和田浩治、佐野浅夫、川地民夫、野呂圭介、嵯峨善兵、松尾嘉代

甲斐性なしの父と不貞を働く母に嫌気がさしている女工の露子は、不良に乱暴されたことをきっかけに家を飛び出し、キャバレーで働くことに。ホステスからモデルへと転身するものの、生来の美貌が仇となってトラブルは絶えず、やがて再会した初恋の男にも裏切られ…。逞しく世間を渡り歩く河内女の露子を演じる野川由美子が、まさにカルメンの名に相応しい輝きを放つ、女性映画の傑作。


『けんかえれじい』
公開:1966年
監督:鈴木清順
主演:高橋英樹、浅野順子、川津祐介、宮城千賀子、加藤武、玉川伊佐男、浜村純、佐野浅夫、松尾嘉代、長弘、恩田清二郎、片岡光雄、日野道夫、福原秀雄、野呂圭介

昭和初期、岡山中学のキロクは三度の飯より喧嘩が好きで「喧嘩キロク」の悪名も轟いていた。しかし女にはめっぽう弱く、下宿先の娘、道子の前では口も聞けない始末。喧嘩に明け暮れる少年を爽やかに描いた、清順の破天荒青春ドラマの頂点をなす一本。道子役、浅野順子の可憐さも輝かんばかり。

『悲愁物語』
公開:1977年
監督:鈴木清順
主演:白木葉子、原田芳雄、岡田真澄、和田浩治、宍戸錠、野呂圭介、小池朝雄、仲谷昇、葦原邦子、玉川伊佐男、水野哲、千代恵、左時枝、江波杏子

新人ゴルファー・れい子は、コーチで恋人の三宅と共に成功への階段を駆け上がる。しかし、スターとなったれい子への隣人の嫉妬がとんでもない事態を引き起こし…。心理状態によって変わる爪の色、突然逆さ吊りにされる人物、原田芳雄の珍妙なメイクと、清順ものの中でも最も過激で破綻していると言われる作品。日活追放以来十年ぶりの監督作でありながら、公開一週間で打ち切りとなった問題作!


『カポネ大いに泣く』
公開:1985年
監督:鈴木清順
主演:萩原健一、田中裕子、沢田研二、チャック・ウィルソン、たこ八郎、柄本明、ランディ・レイス、ローリー・ベリス、樹木希林、加藤治子、牧伸二、梅宮辰夫

芸者の小染と旅芸人の順之助。恋に落ちた二人は、流れ着いた禁酒法下のサンフランシスコで、日本人ボス・ガン鉄とアル・カポネの密造酒をめぐる争いに巻き込まれ…。様々な人種と思惑が入り乱れるアメリカのシーンはオール日本ロケ。ハッタリと浪花節とアクションが横溢する、奔放でワンダフルな清順ワールドにカポネならず君も泣く!

特集上映・映画祭

鈴木清順 他

料金:通常2本立て上映(入れ替え無し)
一般:1400円、シニア・会員:1000円、大学高校生:800円、中学生以下:500円
※最終回割引:各料金から200円引き

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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