渋谷文化プロジェクト

主催：渋谷ヒカリエ
企画制作：クレヴィス

渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホールAで現在、動物写真家の岩合光昭さんの写真展「ねこ」が開催されている。

岩合さんは1950年生まれ。10代の頃にガラパゴス諸島を訪れ、その自然の驚異に圧倒されたのをきっかけに動物写真家を志す。それ以来、大自然や野生動物を撮り続ける一方、人間と身近なイヌやネコの撮影も継続し、今までに「おきて」「セレンゲティ」「ねこ」「いぬ」「どうぶつ家族」など数多くの著書を発表する。

同展では岩合さんが40年以上に及ぶ写真家人生の中で、撮り続けてきた猫たちを一堂に集めたもの。旅先で出会った猫たちと会話を交わすように撮影した作品は、自由で、愛らしく、見るものに得もいわれぬ温かい気持ちを与えてくれる。愛くるしい猫たちのベストショットのほか、また同展では若いころに岩合さんと一緒に暮らした猫「海ちゃん」、さらに猫島として知られる田代島を撮影した「ハートのしっぽ」各シリーズから精選した作品約240点が展示される。

併せて8月8日18時〜、18日11時/15時〜、岩合光昭さんのギャラリートーク＆サイン会が開催（サイン会は写真集を購入者のみ）。入場料は一般800円、学生700円、中高生・65歳以上600円、小学生以下は無料。会期は8月25日まで。