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リアリティのダンス

2013 年/チリ・フランス/130 分/スペイン語/カラー/1:1.85/DCP/配給:アップリンク、パルコ
(C)“LE SOLEIL FILMS” CHILE・“CAMERA ONE” FRANCE 2013

 
カルト映画の鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー監督23年ぶりの新作「リアリティのダンス」が7月12日より、渋谷アップリンクで公開が始まった。

現在84歳のホドロフスキー監督は『エル・トポ』(69)、『ホーリー・マウンテン』(73)、『サンタ・サングレ/聖なる血』(89)などを手掛け、世界中に熱狂的なファンを持つカルト映画の鬼才として知られる。かのジョン・レノンが45万ドル(当時1億6千万円)で『エル・トポ』の配給権を買い、アンディ・ウォーホルやミック・ジャガーが作品に魅了されたというエピソードも有名。また最近ではジョニー・デップやマリリン・マンソン、ラッパーのカニエ・ウエストなどもファンを公言しており、ホドロフスキー監督は世界中の著名人やクリエイターに多大な影響を与えている。

23年ぶりとなる新作は、ホドロフスキー監督自身の少年時代と家族の絆の再生を描いた自叙伝的ストーリー。1920年代、幼少のアレハンドロ・ホドロフスキーは、ウクライナから移民してきた両親と軍事政権下のチリ、トコピージャで暮らしていた。権威的で暴力的な共産主義者の父と、アレハンドロを自身の父の生まれ変わりと信じる元オペラ歌手の母との関係の中で大きなプレッシャーを抱く。また、ロシア系ユダヤ人であるアレハンドロは肌が白く鼻が高かったため、学校で「ピノキオ」といじめられ、世界と自分のはざまで苦しんでいた…。青い空と黒い砂浜、サーカス、波が運んだ魚の群れ、青い服に赤い靴。ホドロフスキー監督は少年時代のトラウマ、家族との関係を直視しながら、その過去を受け入れて映画の中で家族を再生させる。自身の少年時代と家族への思いを、チリの鮮やかな景色の中で、現実と空想を瑞々しく交差させファンタスティックに描く。

作品全体を通し、ホドロフスキー監督ならではのユーモアとイマジネーションに富んだ奇想と、映像センスが観る者に心地良い刺激を与える。

併せて、渋谷アップリンクでホドロフスキー監督の未完のSF大作の製作過程を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が公開中。さらに渋谷・アツコバルーでホドロフスキー夫妻のドローイング展「二人のホドロフスキー 愛の結晶」も9月21日まで開催している。この夏、ホドロフスキー中毒にかかってみてはいかがでしょう。
 
*ドキュメンタリー
「ホドロフスキーのDUNE」
*ドローイング展
「二人のホドロフスキー 愛の結晶」

UPLINK
2014年7月12日〜

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洋画

■監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
■出演:ブロンティス・ホドロフスキー(『エル・トポ』)パメラ・フローレスクリストバル・ホドロフスキーアダン・ホドロフスキー ■音楽:アダン・ホドロフスキー ■原作:アレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』(文遊社)

料金: 

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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