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マイ・アーキテクト/ルイス・カーンを探して

上映・公演は終了しました。

©2003 The Louis Kahn Project, Inc.

2003年/アメリカ/116分/配給:レントラックジャパン

 伝説の建築家ルイス・カーンの私生児であるナサニエル・カーン。彼が幼少時代に謎の死を遂げた父の数奇な人生を受け入れるため、世界を旅する珠玉のドキュメンタリー『マイ・アーキテクト』。父を知る人々との出会いやため息が出るほど美しい父の建築に触れ、父親探しの旅がいつしか自分探しの旅に変わるとき、ナサニエルが見つけた掛け替えのないものとは…。全米では小規模な公開ながら口コミで感動を呼び、アカデミー賞(長編ドキュメンタリー部門)にノミネートされた、『マイ・アーキテクト』の待望の日本公開が遂に実現。

1974年、ニューヨーク・ペンシルヴェニア駅の男性用トイレで心臓発作のために、一人の男が亡くなった。彼の名はルイス・カーン。ソーク生物研究所、キンベル美術館、バングラデシュ国会議事堂など世界を驚嘆させる建築物を創造し、独自の哲学的な語り口でも知られる現代建築の巨匠であり、世界中の建築家の憧れの存在である。11歳のナサニエル・カーンは、ルイス・カーンの死を伝える新聞記事を読んだ。「妻と愛娘を遺して死去」そこに自分の名前はなかった。ルイス・カーンは本妻と2人の愛人、そしてそれぞれに一人ずつの子供がおり、3つの家族を持っていたのである。

ルイス・カーンの二番目の愛人の子であったナサニエルは、父親の死から25年後、父親探しの旅を映画として撮り始める。父親をよく乗せたタクシーの運転手、父親の仕事仲間、1番目の愛人、二番目の愛人である母、異母姉たち・・・に取材し、そして世界中に点在する建築物を旅していく。本当の父親を知らなかった息子が、父親探しの旅を通して、自らを見つめなおしていく。5年の歳月をかけて本作はついに完成に至った。

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洋画

監督:ナサニエル・カーン
出演:ナサニエル・カーン、フィリップ・ジョンソン、ヴィンセント・スカーリー、I・M・ペイ、エドマンド・ベイコン、フランク・O・ゲーリー、ルイス・カーン

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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