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春の夜、渋谷金王八幡宮 境内でファッションショー

「春分の日」を迎えた3月21日(土)夜、渋谷金王八幡宮の参道をランウェイにしたファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」が開催されました。

「ファッション」をテーマとしたキャンペーン「渋谷ファッションウイーク」(2015年3月16日〜29日)の一環として行われた同企画。参加するのは「109MEN’S」「cocoti SHIBUYA」「SHIBUYA109」「渋谷パルコ」「渋谷ヒカリエ」「渋谷マークシティ」「西武渋谷店」「東急百貨店 東横店」「東急百貨店 本店」「丸井渋谷店(マルイシティ渋谷、 マルイジャム渋谷)」の渋谷を代表する大型商業施設11店舗で、会期中にファッションに関わる様々な企画やキャンペーンなどを共同で展開しています。

ナビゲーターの干場義雅さんが登場

昨年の秋に「文化村通り」のストリートで開催されたランウェイに続き、今回は、渋谷の氏神である「金王八幡宮」の境内がファッションショーの舞台に変貌。参道に敷かれた赤いカーペットと、拝殿が闇夜に浮かび上がり、神秘的なステージが整う。金王八幡宮をランウェイに見立てたのは、今回が初めての試み。
ショーは2部構成で展開。1部は「渋谷スタイル」では、キャンペーンに参加する大型商業施設のショップスタッフ自らが自社のブランドの新作ウェアを着てランウェイをウォークし、渋谷らしい「リアルクローズ」をアピール。ファッションデレクターの干場義雅さんがナビゲーター役となり、各ブランドの特徴などを解説した。後半には、スペシャルゲストとしてモデルの平子理沙さんが登場し、参道を颯爽とウィークして会場に華を添えた。

星柄のワンピースに、ライダースジャケットがかっこいい。

東京ニューエイジの「kotohayokozawa」の作品

2部は、気鋭の若手クリエーターが参加する「東京ニューエイジ」から4ブランド(「KEISUKEYOSHIDA」「kotohayokozawa」「SOSHI OTSUKI」「梨凜花〜rinrinka〜」)がショーを展開。1部のリアルクローズとは雰囲気が変わり、次世代の世界のファッション業界を担う才能たちが、個性豊かな作品を披露。日本のカルチャーシーンの一端を垣間見せた。
暦の上では「春」とはいえ、夕方以降はまだ肌寒さが残る時期。参加したモデルの皆さんは、一足早く肌の露出の高い新作ファッションに身を包み、さぞ寒かったことでしょう。お疲れさまでした。

静寂した空気が漂う神秘的な拝殿と、ファッションショーとの異色のコラボレーションは見応え十分。ここが大都会・渋谷であることをつい忘れしまうほどの、満足度の高いイベントとなりました。

公式HP http://www.shibuya-fw.com/ 

(写真:松葉理)

編集部・フジイタカシ

渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。

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