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短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2019」開催 無料上映

国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2019」が5月29日(水)〜6月16日(日)までの期間、渋谷ヒカリエ、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、表参道ヒルズ スペース オー、渋谷・シダックス・カルチャーホールなど都内複数の会場で開催される。

俳優・別所哲也さんが米国で出会った「ショートフィルム」を、日本に紹介したいとの想いから1999年に東京・原宿で誕生。2001年には名称を「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」とし、2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定。また同時に、アジア発の新しい映像文化の発信・新進若手映像作家の育成を目的とし、「SSFF & ASIA(ショートショート フィルムフェスティバル アジア)」として映画祭を開催している。20周年を迎えた昨年2018年の来場者数は22,301人を数えた。

▲同映画祭の代表・別所哲也さん

21年目を迎える今年のテーマは「Cinematic Attitude」とし、作家性の強い「文化や社会」が反映された作品群に注目して各部門や特別プログラムで上映していく。映画祭開催に向け、別所さんは「元号も変わる新しい時代と共に映画祭は新たなステージに立ち、オンラインでの映画祭展開や女性フィルムメイカー、25歳以下の若手クリエイターたちにフォーカスした新プロジェクトに挑戦します。映画・映像の未来へと向かう日本発の国際映画祭に今年もぜひご期待ください」とコメントを寄せる。

今年は120を越える国と地域から約10,000本の応募があり、「ジャパン部門」「アジア インターナショナル部門」「インターナショナル部門」「ノンフィクション部門」「CGアニメーション部門」など、部門別に選ばれた約200作品を都内複数の会場で無料上映(一部イベントは有料)。

中でも「ジャパン部門」「アジア インターナショナル部門」「インターナショナル部門」「ノンフィクション部門」の各優秀賞4作品は、次年度のアカデミー賞短編部門ノミネート候補作品となる。また優秀賞4作品の中から、グランプリ(ジョージ・ルーカス アワード)1作品が決定する。審査員は映画監督・安藤桃子さん、女優・かたせ 梨乃さん、Show Me Shorts 映画祭(ニュージーランド)・フェスティバルディレクターのジーナ・デラバルカさん、女優・中江有里さん、俳優・永瀬正敏さんが担当する。

コンペティション以外では、渋谷ヒカリエで5月29日(水)にEXILE HIROさんとSSFF & ASIA代表・別所哲也さん、EXILEや三代目 J SOUL BROTHERSなどに歌詞を提供する作詞家·小竹正人さんの3人による詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」から、完成した最新2作品の上映会が開かれる。当日はEXILE AKIRAさん、佐藤大樹さんをゲストに迎え舞台挨拶も行われる(料金2000円)。

▲チーム万力の最新短編作品を初公開

さらに表参道ヒルズ スペースオーで6月8日(土)、「チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図 vol.2」が開催。俳優・斎藤工さん、ピン芸人の永野さん、ミュージシャン・金子ノブアキさんと、映像ディレクター・清水康彦さんによる映像制作プロジェクトチーム「チーム万力」が、最新ショートフィルムを公開する。上映後には「チーム万力」によるトークセッションも行われる(料金3000円)。

また、渋谷ならではのプログラムでは、区基本構想の普及啓発活動である「ダイバーシティとインクルージョン」をイメージしたショートフィルム作品を一挙上映する「Shibuya Diversity プログラム」が行われる。障害を持つ姉の世話をするように母親から頼まれ、やり場のない気持ちを抱える作品「私だって」(Florence Lafond/11:30/カナダ/ドラマ/2017)、脊髄損傷し麻痺した身体、その現実と向き合いながら自分の価値を今一度考える作品「感覚を失って」(Andrew Reid/20:00/アメリカ/ドラマ/2018)など、様々な価値観を認め合いながら自分らしく生きる作品群がそろう。

そのほか、会場に行けない人もショートフィルムの魅力が体験できる「オンライン会場」を設置し、日本初公開作品を含む映画祭ならではのラインナップを無料配信。さらに女性のフィルムメーカーを応援するプロジェクト「Ladies for Cinema Project」や、25歳以下の若手監督作品にフォーカスする「U-25プロジェクト」など新たな企画も行われる。

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019
〇開催:5月29日(水)〜6月16日(日)
〇上映:渋谷ヒカリエ、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、表参道ヒルズ スペース オー、アンダーズ 東京 Andaz Studio、シダックス・カルチャーホール、赤坂インターシティコンファレンス, the AIR< ※開催期間は各会場で異なる。
〇料金:無料上映 ※一部、有料イベントあり。
〇公式:https://www.shortshorts.org
〇主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
〇映画祭代表:別所哲也さん
〇フェスティバルアンバサダー:LiLiCoさん(映画コメンテーター)

◎渋谷のラジオ「渋谷文化プロジェクト」(5/8放送)に同映画祭ディレクター・東野正剛さんゲスト出演!

▲左)パーソナリティ・シブヤ経済新聞の西編集長 右)同映画祭ディレクター・東野正剛さん

5月8日(水)15:30〜16:00放送の渋谷のラジオでは、同映画祭ディレクター。東野正剛(とうの・せいごう)さんがゲスト出演し、今年の「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2019 」についてじっくりとお話をしていただきました。併せてラジオのオンエア(https://note.mu/shiburadi/n/ncf286b4d9b45)もチェックしてください。

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