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日没後、宮下公園屋上サンドコートで「体験型アート作品」が楽しめる!

11月9日から開幕した「第12回渋谷芸術祭2020〜SHIBUYA ART SCRAMBLE〜」の一環として、渋谷区立宮下公園の屋上サンドコートにメインインスタレーション作品「Breath / Bless Project(ブレス ブレス プロジェクト)」が展示されている。

センシングテクノロジーを融合して表現する同作品を手掛けたのは、クリエイティブカンパニー「ネイキッド」。砂を敷き詰めたサンドコートの中央に設置された「ダンデライオン(たんぽぽ)」のオブジェに体験者が息を吹きかけると綿毛(種)が舞い、やがて地面に根付いて、新しい花を咲かせる様子を砂上で映像表現したもの。新型コロナ感染予防策のため、息を吹きかける代わりにQRコードから取得した「唇のマーカー」をダンデライオンにかざすと綿毛が舞う、というデザインに変更したという。

砂は風紋や人の足跡で起伏に富み、かつ刻々と表情を変えていく。乾いた砂場に生命力あふれる草花が生い茂る姿は、なんとも美しい。

▲サンドコート内で没入体験を楽しめる

「Breath(呼吸)」/Bless(神の恩恵を祈る/祝福する)Project」は東京のみならず、綿毛が国境を越えてリアルタイムに世界に舞い飛び、辿り着いた先でまた花を咲かせる。そんな「平和への祈りがネットワークで繋がっていく」という想いを込めた体感型のアート作品だ。

▲公式サイト(https://breathbless.com/)

さらに公式サイトでは、世界各地に設置された「ダンデライオン」を起点とし、世界の街に綿毛が舞う姿がライブ映像を通じて見られる。

同作品の鑑賞は日没後から23時まで。会期は15日(日)まで。

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