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しっとりなめらか、まるでスイーツなやきいも/原宿・芋王

2021年冬。焼き芋がブームになっていますが、その中でも「最強の焼き芋」と呼ばれているのが、原宿・明治通り沿いにある注目のスポット「ベースヤードトーキョー」に出店している「芋王」。

大きく書かれた「芋」の文字が目印。お店の雰囲気もかわいくて、つい立ち止まってしまいます。

「芋王」とは、契約農家さん達の手により、さつまいも専用のオリジナル土壌「SAZANKA」で育てられた宮崎産さつまいものこと。そんな「芋王」を独自の方法で熟成させたものが、ここで販売されている焼き芋になるのです。

東名高速道路「海老名SA」(上り店)に出店したことがきっかけで人気を博し、西は宝塚北サービスエリア、千葉、入間、滋賀などの全国のアウトレットやショッピングモールなどに期間限定出店しています。

人気の秘密は、なんといっても甘さ!
「独自の長期熟成技術により平均して糖度は50度以上。市販の芋より皮が分厚いのが特徴で、コクがあり、蜜(麦芽糖)が溢れ出ます。皮からすべて食べられる絶品の焼き芋です」とスタッフの方が教えてくれます。

期待が高まる中、「おためしパック」450g(2本程度)1500円(税込)を購入してみました。

原宿店では、「おためしパック」、「おすすめパック」600g(3〜4本)2000円(税込)、「お買い得パック」800g(5〜6本)2700円(税込)が用意されています。

「店頭には温かいものと冷凍しているものが用意してあります。食べ歩きをしたい人は1本(100g345円、1本の大きさにより量り売り)からでも購入できますし、お土産として冷凍したものがほしい人は、そう伝えてください」

「どれがいいですか?」と店頭に並んでいるお芋から選ばせてくれるのもうれしい。包んでくれた袋を開けると皮の上からでもわかる蜜の存在。艶やかで今にもあふれんばかりだ。

袋から取り出しお芋を割ると、しっとり、ねっとり。見るからに甘そうなのがわかる。真ん中にかぶりつくと、お芋には似つかわしくない「ジューシー」という言葉がうかんでくるほど。皮がこれまた柔らかくて美味しいので、丸ごとペロリと食べられてしまう。

「さつまいもの旬は11月なんです。そこから熟成させ、1月~3月は食べ頃の第一弾。今こそ食べてほしいんです。ここから6月ぐらいまで、さらに熟成を進め、さらに濃厚な味わいになっていくので、違いを楽しんでもらうのもいいですね」

「冷凍でしたら、ラップをせずに3〜4分(大きさによって変わります)。冷蔵の場合は1分〜1分30秒程度あたためてもらえれば、ふかしたてと同じような味わいのまま食べてもらえます。もちろん、そのまま食べてもらっても十分美味しいのですが、やはりほかほかのさつまいもには、冷たいバニラアイスが合いますよ」

というオススメの言葉を受けて、テイクアウトしたお芋をアレンジ。
レンジで少し温めて、上にバニラアイスをドンッと乗せる。一緒に食べるとバニラがさっぱりと感じるぐらいお芋がねっとり濃厚で最高です。

「あとは、冷凍した焼き芋を常温で解凍してもらい、まだ解凍しきらないところで食べてもらうと、これがまた格別なんです」。もうひとりのスタッフの方も「僕は、その食べ方がいちばん好きです」と教えてくれた。

それが、こちら。自然解凍で20分ぐらい経ったところをカットすると焼き芋のワイルドさに比べるといも羊羹のようなキメの細かさが感じられる。これも蜜がたっぷり入ったさつまいもだからこそできる食べ方なのではないだろうか。

「さつまいもなので、天ぷらにしたり、煮物にしたりと料理にも使ってもらえます。無限の魅力がありますので、ぜひいろいろアレンジしてみてください」

2021年3月2日〜2021年3月14日まで、渋谷マークシティ・イーストモール3階 スターバックス前での期間限定SHOPもオープン。こちらでは、大学芋の販売も行われます。

「芋王」
○出店:ベースヤードトーキョウ原宿
○住所:東京都渋谷区神宮前6-12-22
○期間:〜2021年2月28日
○営業:12:00〜20:00(短縮営業中)芋王の販売は19:00まで
○オフィシャルサイト:https://imoou.jp/
○オンラインショップ:https://shop.imoou.jp/

オオバリエ

楽しく美味しく食べることが好きで、魅力的なお店の情報を聞きつければ都内を中心に車を飛ばして行きまくり。憧れは海外旅行に行って美味しいものを食べまくることです。

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