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「バーチャル渋谷」に続き「バーチャル原宿」オープンへ 次世代スター発掘オーディションなど

「バーチャル渋谷」に続く渋谷区公認配信プラットフォーム第2弾として、「バーチャル原宿」が5月25日(火)よりオープンする。

昨年、緊急事態宣言 1回目の最中にオープンした国内初となる自治体公認配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」。KDDI、一般社団法人渋谷未来デザイン、一般財団法人渋谷区観光協会を中心に組織する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」が運営する同プラットフォームは、渋谷のまちを忠実に再現した仮想空間を活用し、自宅に居ながらオンライン上で渋谷の様々なイベントに参加できるというユニークな試み。この1年間で延べ50万人以上がイベントに参加し、コロナ禍における新たなエンターテイメント体験の可能性を示唆するものとなった。

▲昨年5月にオープンした「バーチャル渋谷」

▲5月25日にオープンする「バーチャル原宿」

原宿のまちを再現する「バーチャル原宿」の範囲は、ラフォーレ原宿や東急プラザ表参道原宿など、大型商業施設が向かい合う「神宮前交差点」エリア。同じ渋谷区ながら、渋谷とは異なる独自のファッションカルチャーを持つ原宿は、国内はもちろん、世界からも注目を集める。今後、同スペースでは「CREATING NEW POP CULTURE」をテーマとし、独自カルチャーを生み出してきた原宿オリジネーターたちと共に、ライブやアート展示、トークイベントなど、「原宿」らしいコンテンツを発信。さらにバーチャルイベント会場と、リアルな原宿のまちと連携し、同一コンテンツを表現するデジタルツイン (ミラーワールド) の体験を提供していくという。

また、同プラットフォームの盛り上げ役として、原宿カルチャ―をけん引するポップアイコンであるきゃりーぱみゅぱみゅさんが、スぺシャルサポーターとして就任することも発表された。ちなみに「バーチャル渋谷」の公式サポーターは、タレント・若槻千夏さんが担当し、きゃりーさんと、若槻さんの2人の個性の違いが、「原宿らしさ」と「渋谷らしさ」を的確に表しているように感じる。

オープンを記念し、「バーチャル原宿」では5月25日〜5月31日の期間、オープニングイベント「バーチャル原宿 au 5G POP DAY OUT 2021」が開催される。メイン企画は、次世代のHARAJUKU STAR発掘オーディション「New Pop Star from 原宿 Contest」。ミクシィが提供するからカラオケ動画アプリ「KARASTA(カラスタ)」を活用し、「一般」「20歳以下」の2部門で好きな曲を歌った動画を投稿募集。その歌唱やパフォーマンスを審査のうえ、5月31日に「バーチャル原宿」で開催する決勝の舞台を目指してもらう、という初の試み。

決勝では、☆Taku Takahashi さん(m-flo, block.fm, OTAQUEST)、中川悠介さん(アソビシステム社長)、RIRIさん (block.fm)らが審査員を務め、参加者はカラスタから歌のパフォーマンスをライブ配信し、その中から優勝者1人が決定する。優勝者には、☆Taku Takahashiさん書き下ろしのオリジナル楽曲を提供するほか、きゃりーぱみゅぱみゅさんが所属するアソビシステムやカラスタ運営が音楽活動サポートすることも約束されている。夢に向かって新たな一歩を踏み出したいと思っている人は、カラスタアプリからハッシュタグ(一般部門#NewPopStarContest/20歳以下部門#NewPopStarContestU20)付きでカラオケ動画の投稿が必要。投稿期限は5月17日まで。

そのほか会期中、バーチャル原宿ではトークイベント開催や、人気スニーカー専門店「atmos」の期間限定ECショップの出店など、「原宿」らしさを打ち出した様々な企画が行われる予定となっている。

バーチャル原宿 au 5G POP DAY OUT 2021
〇開催:2021年5月25日〜5月31日
〇会場:渋谷区公認配信プラットフォーム「バーチャル原宿」内
〇共催:KDDI株式会社、一般社団法人渋谷未来デザイン、一般財団法人渋谷区観光協会
〇特別協力:ラフォーレ原宿、atmos、アソビシステム株式会社、株式会社ミクシィ
〇公式:https://vcity.au5g.jp/harajuku

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