渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

7月15日に「ヒカリエデッキ」オープンへ 4日間にわたる記念イベント

渋谷ヒカリエの北側、東京メトロ銀座線線路の直上スペースに2021年7月15日(木)、歩行者デッキ「渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ」がオープン。7月15日〜18日までの4日間、同スペースのオープンを記念し様々なイベントを開催する。

▲赤い部分がオープンする「ヒカリエデッキ」。渋谷ヒカリエ北側、銀座線線路上部に位置し、全長190メートルの歩行者動線となる。

宮益坂と並行する形で整備された「ヒカリエデッキ」は、東京メトロや東横線など地下鉄渋谷駅と渋谷ヒカリエ4階部を縦動線で結ぶ「アーバン・コア」から宮益坂上・表参道方面へ抜ける、全長約190メートルの新たな歩行者動線となる。デッキには季節が感じられる植栽やベンチを整備し、ビルの側面を回り込む「ビル風」をよける透明のパネルも設置。単なる歩行者動線や居心地の良い憩いの場のみならず、キッチンカーの出店や様々なイベント開催など、新たな賑わいスペースとして活用していくという。

▲将来的にはヒカリエデッキから、渋谷マークシティまでつなぐ「空中回廊」となる。

また、2027年までに同デッキは、銀座線渋谷駅ホーム上部(屋根)、渋谷駅ハチ公広場、渋谷マークシティまでつながる「スカイウェイ(仮称)」と接続し、幹線道路や鉄道に妨げられることなく、宮益坂上から道玄坂までフラットに移動できる「空中回廊」が誕生する。今回のヒカリエデッキのオープンは、その壮大なプランの第一歩といえる。

さて、賑わいづくりの一環として、オープンから4日間にわたり、同スペースで様々なイベントが開催される。16日(金)、17日(土)は、デジタルライブペインティングとプロジェクションマッピングによるライブイベント「MAPP_YOUR WORLD」(各日18時半〜20時)実施。カナダ・モントリオールを拠点にアートプロジェクトを手掛ける集団「MAPP_(マップ)」が、アーティスト「Keeenue(キーニュ)」さんとコラボレーションでプロジェクションマッピングを行う。渋谷ヒカリエの壁面をキャンバスにプロジェクター搭載の自転車で移動しながら、Keeenueさんがライブで描き上げた作品を次々にマッピングアートとして投射していく。
▲オープニングイベントを盛り上げる現代芸能『獅子と仁人』(ししとひと)のパフォーマンスイメージ。

17日(土)、18日(日)は、3Dプリントで造形された金銀2頭の現代獅子を、沖縄で活躍するエイサーグループ「NEO Ryukyu」と「創作太鼓集団 心」の舞手たちが命を吹き込み、ストリートダンサーとともに約15分のパフォーマンスを披露。そのほか、ワイヤレスヘッドホンを使ったDJライブ「サイレント・ミュージックラウンジ」(15日17〜20時)や、日本画を参加者と一緒につくるワークショップ「渋谷rock’n’s Byobu」(17・18日各日11〜17時)、サックスカルテットによるストリートライブ「RENEW LIVE サックスカルテット」(15〜18日各日12時〜/15時〜/17時〜各回30分程度)など、連日個性あふれるイベントが催される予定となっている。各イベント共に参加無料。

今後、渋谷駅周辺の大規模再開発のキーを握る「ヒカリエデッキ」にぜひ注目してみてほしい。

オススメ記事