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音楽フェス[第9回 渋谷ズンチャカ」 渋谷の街なか開催は「4年ぶり」

「1日だけの音楽解放区」をコンセプトに掲げる音楽フェスティバル「第9回 渋谷ズンチャカ!」が7月9日(日)、「渋谷駅前ハチ公広場」をはじめ、「宮下公園」「神南小学校」などで開催される。

渋谷駅周辺の大規模な再開発など、まちが大きく変貌を遂げる中、「変わりゆく渋谷の街を音楽の力で盛り上げたい」という思いから、渋谷区や駅周辺の商店会を中心に2013年に発足し、プレイベントを経て2015年から第1回をスタート。以来、「市民の、市民による、市民のための」音楽フェスティバルとして、ステージづくりからコンテンツ企画、運営まで、音楽のプロの手を借りずに「市民ボランティア」の力のみで行う「音楽フェス」として恒例化している。

コロナ禍では「オンライン配信」「規模縮小」などに限定され、渋谷のまちなかを舞台とした大規模なイベント開催は「4年ぶり」となる。

▲「まちなかステージ」過去開催時の様子

メインイベントである「まちなかステージ」では、139組の公募アーティストが、ハチ公前広場や渋谷センター街入口、宮下公園などの中心部のほか、神南小学校(校庭・体育館)や宇田川交番前、キャットストリートなど、人が行き交うメインストリートから裏路地まで渋谷のまちの至る所でライブパフォーマンスを展開。他フェスとは異なる個性豊かなラインナップ見どころの一つとなっている。

▲「DJ体験コーナー」楽しく音楽体験できる参加型プログラムが多数そろう。

ストリートライブを見るだけではなく、アトラクション感覚で一緒になって参加できるのも渋谷ズンチャカならではの特徴。神南小学校の校庭を舞台に誰でも楽器弾いたり、踊ったりできる「参加型ステージ」や、オリジナルのジャケ写を制作する「ジャケ写をつくろう!」のほか、「5拍子のリズムで音遊びにチャレンジ」(宮下公園・芝生ひろば)、「初心者でも学べるサルサダンス」(キャットストリート)、出張DJ体験コーナー、スタンプラリーなど、音楽の楽しみ方がいろいろ体感できる参加型プログラムが数多くそろう。

▲「まちなか音楽パレード」過去開催時の様子

さらにコロナが落ち着いた今年は、スクランブル交差点や明治通りなどを練り歩く「まちなか音楽パレード」も復活する(午前中)。「音楽で世界平和を願う」をスローガンに掲げ、約250人の大所帯で音楽解放区にふさわしい音楽パレードが、渋谷のまちをにぎやかに練り歩く。

イベント最後を飾るのは、毎年多くの人びとが参加する恒例の「フィナーレ」。「17時」になったら渋谷のまちなかで行っていたステージを終え、「宮下公園・芝生ひろば」に全員集合し、初心者でも上級者でも、楽器があってもなくても、全員参加でジャンルも楽器もごちゃまぜで大演奏を行う。曲を知らなくても、楽器が演奏できなくても、歌っても踊っても、大人も子どもも、この何でもありのボーダレス感が、ズンチャカの最大の魅力。今年はどんなフィナーレを迎えるのだろうか。

家に眠っている楽器を引っぱり出し、家族や親子、友だちと一緒に音楽を思いっきり楽しんでみてはいかがだろうか。

第9回 渋谷ズンチャカ!
〇日時:
2023年7月9日(日) 11:00〜18:00
※小雨決行、荒天中止
〇場所:ハチ公前広場、渋谷駅東口、渋谷センター街、宮下公園、神南小学校、旧渋谷川遊歩道 ほか
〇料金:無料
〇主催:渋谷ズンチャカ実行委員会
〇共催:渋谷区
〇後援:一般財団法人 渋谷区観光協会
〇公式:http://shibuya-zunchaka.com/

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