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約3万冊の雑誌ライブラリーが囲む「代官山の隠れ家的ラウンジ」

代官山駅から徒歩5分、旧山手通り沿いにある商業施設「代官山T-SITE」。ここは、さまざまなショップが遊歩道でつながるとても心地の良いエリア。今回は、そんな代官山T-SITEの中核を成す「代官山 蔦屋書店」内にある、隠れ家的ラウンジについてご紹介します。
その前に、「代官山 蔦屋書店」について簡単に説明しておきましょう。お店のコンセプトは、本や映画、音楽を通してライフスタイルを提案する「大人のための文化の牙城」。店内は3棟からなる大型の建物を貫く「マガジンストリート」をインデックスとして、両脇に「人文・文学」「アート」「建築・デザイン」「クルマ」「料理」「旅行」という6つのジャンルからなるフロアを展開しています。ジャンルごとに専門のコンシェルジュが常駐し、そのコンシェルジュの感性のもと集められた膨大な書籍が棚に並びます。 客層は30〜50代が多く見られ、「とにかく居心地の良い空間づくりに注力している」(広報・元永さん)と言います。座ってゆっくりと本を読むことができる椅子が各所に配置され、思い思いに本との素敵な時間を過ごすことができます。

そんな蔦屋書店の2階に広がる異空間「Anjin」が今回ご紹介したい、隠れ家的ラウンジ。ここは、店内の中でも格別の心地よさを感じることができる唯一無二の空間です。 フロアには、座り心地の良い広々としたソファからおしゃれなバーカウンターまで120席が用意され、それを囲むようにして、大量の雑誌やアートブックが壁一面にずらりと並びます。 「平凡パンチ」「太陽」「POPEYE」「暮しの手帖」「翼の王国」といった日本の雑誌から、「domus」「VOGUE」などの海外雑誌まで、約3万冊もの蔵書が創刊号から揃ったライブラリー。 これほどの雑誌をアーカイブしているお店はなかなかないでしょう。「Anjin」ではこれらのヴィンテージマガジンを閲覧できるほか、1階の書籍を持ち込んで、食事を楽しみながらゆっくりと吟味することも可能です。 現在、「暮しの手帖」創業者・大橋鎮子さんを描いたNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が放送中ですが、「暮しの手帖」のバックナンバーもそろっていますよ。

提供されるメニューにもこだわりが。軽井沢の名店・丸山珈琲焙煎のAnjinオリジナルブレンドや、希少な「トライフェクタ」というエアロプレスで淹れるスペシャルティコーヒーなど、コーヒー好きを唸らせる逸品が揃います。また映画や音楽、小説の中に出てくるカクテルを再現したものなど、アルコール類も充実。フリットポテトやチーズ盛り合わせなど、軽食メニューを用意しているのも快適な読書タイムの実現に一役買っています。 ちなみに、店名の「Anjin」とは、ウイリアム・アダムス、別名・三浦按針(あんじん)から名付けたもの。アダムスは、江戸時代初期に徳川家康に外交顧問として仕えた、イギリス人の航海士。彼は伊東に日本で初めての造船ドッグを建造し、さらに大型船の建造も行い、その功績が家康に認められ「三浦按針」という名を与えられました。按針には「方位磁針」という意味もあり、文化の案内をする存在としての意味も含んでいるそう。

大人の好奇心を満たしてくれる「代官山 蔦屋書店」。そして、穏やかな時間が流れるラウンジ「Anjin」。代官山に来たらぜひ立ち寄ってみたいですね。

代官山蔦屋書店「Anjin」
〇営業:09:00〜翌02:00(01:00 L.O)/定休日 無休
〇住所:渋谷区猿楽町17-5 代官山蔦屋書店 2号館 2F
〇Tel: 03-3770-1900
〇公式: http://real.tsite.jp/daikanyama/

田賀井リエ(代官山ひまわり)

代官山を拠点に活動するNPO法人「代官山ひまわり」。所属するママさんライターが渋谷情報をお届けします。

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