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薬膳スパイスたっぷりスープカレー「食べるエステ」と人気再燃! 恵比寿・イエローカンパニー

最近、女性の間で「スープカレー」が人気だというのをご存じでしょうか? スープカレーといえば、1990年代にサラサラスープ、薬膳カレーとして一大ブームを巻き起こした一品。その後、札幌の定番グルメとなり全国へと広がっていったわけですが、イエローカンパニーは、「札幌で始まったスープカレーの文化を広く知ってもらいたい」と2004年恵比寿にオープン。ブームを超えてなお、ランチタイムは常に満席になる人気を博しているお店だが、ここに来てスープカレーでは薬膳でも使われているスパイスをふんだんに使用していることから、美容効果が期待できる「食べるエステ」としてブーム再燃となっているのだ。
カフェのような店内は、とても明るく気持ちがいい。メニューには、美味しそうな具材の組み合わせがずらり。まずは、「旨みトマトスープ」と「海老スープ」(+150円)のどちらかをチョイス。続けて、スープカリーのなかみを選び、さらにお好きなトッピングを注文することができる。
まずはスープから見てほしい。スプーンの中にたくさんのスパイスが浮かんでいるのがわかるだろうか。

「スープカレーは、“カレーがしゃばしゃばしたもの”ではなく、多くのスパイスを使って作られた“スープカレー”という食べ物なんです」と教えてくれたのは、オーナーで店主の大竹さん。

「イエローカンパニー」がスープカレーに使っているスパイスは、約30種類。例えば、レッドペッパーは脂肪燃焼効果や発汗の作用があり、カレーの味の決め手となっているターメリックはがん予防、肝臓強化。クミン、シナモン、コリアンダー、バジル、フェンネル、カルダモン、クローブなど強壮作用、消化促進、脂肪分解、美容に必要な抗酸化、利尿作用、便秘解消などダイエット向きのものも多く使われている。

「病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに命を養い傾向を保つために欠くことのできないもので、源は同じ=医食同源の料理と言われているんですね。スープカレー漢方薬と言っても過言ではないと思っています。それぐらい体にいい料理なんです」
厨房に入れていただくと、驚くほどたくさんのカットされた玉ねぎが置いてあることに驚く。そして、大ぶりにカットされた野菜、しっかりと煮込まれた具材。どれも丁寧に下ごしらえがされている。

「玉ねぎをものすごく煮詰めて作ったソテードオニオンをお皿に敷いて、茹でてから煮込んだキャベツ。人参などを乗せ、そこに自家製ソースのペーストをスパイスを入れたブイヨンで延ばし、最後にガラムマサラと辛味くんを入れて、最後に香り付けオリーブオイルにスパイスを乳化させたものを入れた三段階で仕上げたスープをかけます。最後に素揚げした茄子、かぼちゃ、ピーマンなどを乗せて出来上がりです」

辛味くんというのは、数種類の唐辛子をブレンドし、オリーブオイルに乳化したオリジナル調味料のこと。この辛味くんの量で辛さを調整しているので、辛さのレベルを上げたからと言って、ただ辛くなるだけでなく、旨みも一緒に倍増していくのだそうだ。

逆に言えば、辛味0でも30種類のスパイスは入っているので、美味しさと同時に発汗性も感じられるのだそう。
では、スープカレーをいただくことにしよう。

スープカレーブーム再燃の火付け役となったと言われているチキン&ベジタブル(1250円)にチーズ(+150円)をトッピング。ベースは1日20食限定の海老スープ(+150円)をオーダー。

辛さは、中辛が好きな人が好むと言われる「レベル3」。
スープカレーの食べ方の定義としては、ごはんをすくってスープに浸すのだそうだ。(もちろん、どんな食べ方をしても自由)たしかに、ごはんにかけるよりも量も調節できて、スープの美味しさがより感じられる気がする。

口に入れた瞬間、海老の香りが口じゅうに広がる。大げさではなく、まるで海老を口に含んだような濃厚な味わいがある。鶏肉もスプーンでするっとカットできる柔らかさ。

「フォークやナイフも用意してありますが、スプーン1本で食べられる、を心がけて具材もしっかりと下ごしらえしています。豚角煮なんて2日ほどかけてじっくりと煮ているので、ホロホロとほどける柔らかさですよ。海老のスープは、本当に手間のかかるものなので、限定20食ですが、これが限界なんですよね」
こちらは旨みトマトスープに「豚角煮&ベジタブル」(1300円)。レベルは思いきって5をお願いした。

辛さは、レベル1(微辛)から激辛となるレベル5(無料)、唐辛子ピッキーヌを使用したレベル6〜10(+100円)、ピッキーヌとハバネロを使った圏外バリ1(+250円)バリ2(+300円)、圏外バリ3(+350円)がある。圏外を食べた方の名前は店内に貼り出されていた。さらなるパンチがほしい人は、テーブルの上の特製マサラをかけることをお勧めされている。

運ばれてきたレベル5は、3に比べて見るからにスープの色が赤い。そんなに辛いのは得意ではないので大丈夫かなと思いながらスープを口に運ぶと、なんと最初に出た言葉は「辛い」ではなく「美味しい!」だった。後から襲ってくる辛みはあるが、旨みの方が前に出て、もうひと口、さらにひと口と止まらなくなる。

「人間ギリギリの辛さの方がクセになりやすいと言われてるんですよ。なので、同じスープカレーのお店に2回行って違うレベルのスープを頼むと自分好みの味がわかると思いますよ」
さらにイエローカンパニーの特徴としてあげられるのが、ターメリックライスに添えられたレモンの存在。

「僕が大学生のときに通っていた好きなお店がやってたんです。自分が感激したスタイルで食べてほしいなと思っているんですが、初めて来た方は、だいたいレモンをカレーの方にしぼりますね(笑)。ライスにレモンを絞ったところとそうじゃないところで味変されていて、すごく美味しいんですよ」

たしかに、ごはんにレモンという発想がないので、知らなければカレーの方にしぼってしまうかもしれない。教えていただいた通りにごはんにレモンをしぼってカレーにひたしてみると、これがめちゃくちゃ美味しい! 酸味が加わることで、さらにどんどんスプーンが止まらなくなる。
お肉や野菜がたっぷりと入っていて、食べ応えや満足度は高いのに、カロリー的にもとてもヘルシー。さらに、発汗作用がありお肌にもいいし、お通じがよくなるという効果も期待できるのスープカレー。
「思っている以上に野菜がたっぷりと入っているんですね。玉ねぎもソテーしてあるので気付かないかもしれませんが、ひと皿に1個は入ってると思います。さらに野菜をトッピングされる方も多いですが、ペロリとたいらげられますね。お通じがよくなったというお話もよく聞きます」

健康や美容にいいと再注目されている実感はあるかと尋ねると「ありますね。やはり恵比寿という土地柄か、モデルさんなども多く訪れてくれます。また、ご高齢の方がランチタイムによく訪れてくれるんですよ。お客様からも、もっと美容や健康にいいと宣伝すればいいのにと言われるんです(笑)。でも、僕自身としては、無添加で、できる限り北海道の材料を使って、自分が毎日食べて美味しいと思えるものを提供しているだけなので、それがみなさんの感想として、美容や健康にいいと広まってスープカレーの人気が高まってくれたら嬉しいなと思うんです」
店内は、とても広くロフトスタイルの2階もある。平日のランチタイム以外であれば、犬の同伴もOK(2階のみ)というのも嬉しい。貸し切り(半分貸し切りなどもにも対応)、テイクアウトもある。夜メニューには、サラダやフライなどサイドメニューも充実している。
恵比寿から徒歩7分ほど。渋谷橋の交差点から明治通りを渋谷に向かって歩き、東三丁目の交差点を左折してすぐのところにある。こんなポップで可愛い入口が目印だ。

札幌スープカレーイエローカンパニー
〇住所:渋谷区東3丁目14-19オークヒルズビル1F
〇電話:03-5485-2723
〇営業:
月・火:11:30〜16:00(L.O15:30)ランチのみ
水〜日:11:30〜16:00(L.O 15:30)/17:00〜21:30(ラストオーダーは21:00)
〇定休:年末年始・お盆
〇公式:http://www.yellowcompany.jp/

オオバリエ

楽しく美味しく食べることが好きで、魅力的なお店の情報を聞きつければ都内を中心に車を飛ばして行きまくり。憧れは海外旅行に行って美味しいものを食べまくることです。

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