渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

BIG RETURNS

上映・公演は終了しました。

(2010年/95分/配給:ATMK)



「ロックミュージシャンという生き方の選択」

日々「次何しよう」って考えていたら30余年が経っていた 過去も景気もおかまいなしに突き進む孤高の音楽家たちに 時代は「YES」と言うだろう

その生き様に触れたとき、
オリジナリティとは何かを知る

ロックで生きる男たちってどんなだろう。

挨拶を交わしカメラを廻し、初めて接したロックミュージシャン。
「朝から晩まで音楽の事を考える」-ロック界の大御所・柴山俊之がさらりという。10個指輪をした手を静かに重ね、真摯にインタビューに応える。「もっと出会いたいね、新しいミュージシャンと」

ニット帽の坂田伸一が「まずやってごらん、聞いてごらん」と一言で優しく強くロックへ導く。ドラムを叩くステックの美しさは我われをリハスタジオからサクッと別世界へ引き込む。

天神・JUKE RECORDSから堤防まで2時間カメラを引き連れてくれた山部善次郎。「このままずっと音楽をやり続けたい」とインタビューを締めくくり、ずぶずぶに濡れたスーツ姿にくわえ煙草で帰っていった。

「触ってしまうんだよ、ここに楽器があると…」究極に照れ屋なベーシスト奈良敏博が重く口を開く。それでも音楽の話になるとなんとも素敵な苦笑いを見せてくれる。

見事に整理されつくした自分の事を、わかりやすく話してくれた水戸華之介。その堂々とした言葉は、突撃的インタビューで撮影させてもらった背景を感じさせない。しかし、それがステージでは一転する。

ロックミュージシャンって非常でいて優しい。
無秩序のようでいて整っているやんちゃで熱い博多の音楽文化人たち
1960年代から博多はロック・カオスなのではないだろうか?
この映画になにも説明なんかいらない。
彼らのこの力強い姿がそこにあるだけでいい。

ドキュメンタリー

監督:川瀬美香 出演:柴山俊之、坂田紳一、奈良敏博、山部善次郎、水戸華之介、ジャガー・イケミ、松本康、田原裕介、大神洋、木村一枝、福嶋伊久麿、山田ひろし(八方亭)

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

オススメ記事