一大金字塔となったパンケーキに挑戦し、今年ブームの予感がするポストスイーツを紹介します!
銀座で人気となったフワとろパンケーキのお店が昨年渋谷に移転。今度は渋谷で、改めて評判を呼んでいます。丁寧にしっかりと泡立てられた生地にマスカルポーネチーズをたっぷりと混ぜこんだ看板のパンケーキは、ナイフは使わずスプーンでいただくフルフルのスフレのような柔らかさ。これはパンケーキというカテゴリーに入れるべき?と口にした誰もが悩んでしまいそうなハイブリッドな食感が魅力です。
パンケーキはプレーン(写真1,100円) ティラミス、ミックスベリー、生ハムとルッコラ(1,200円〜1,600円)の基本4種類で、現在は期間限定のイチゴのパンケーキ(1,500円)も加わった5種類をラインナップ。プレーンには好みでかけるメープルシロップが添えられますが、そのまま食べてもほど良い甘さとチーズのコクが舌の上に広がり、このうえなく美味。さらにとろける口どけで、まさに夢のようなスイーツタイムを楽しむことができます。
ランチタイムはお肉の料理やパスタ、ディナータイムは多彩なイタリアンのメニューで食事とお酒も楽しめますが、現在このパンケーキが提供されているのは平日は14:00-L.O.16:30、土日は12:00-L.O.16:30の時間帯のみ。ただし時間前に売切れとなる場合もあるそうなので、早めの時間帯が安心かもしれません。作り置きでなく、オーダーごとに1枚1枚丁寧に作られるスフレのようなフワとろパンケーキ。2015年の必食スイーツと言えそうです。
行列のできるパティスリーとして知られる『サダハル・アオキ』で、とりわけ話題のひと品がヒカリエ店限定の「東京焼きマカロン」(401円)。お店で実演販売される大判焼きの中に、まるっとひとつマカロンが入ってます。生地とフレーバーは季節で変わるそうですが、今の時期はショコラの大判焼きの中に抹茶マカロンが。焼きたてのトロトロ に溶けたマカロンの中のクリームがじつに美味です。テイクアウトならレンジで20秒ほど温めて。
マークシティにあるビスケットサンドを看板商品とするスタイリッシュなカフェでは、食事系、スイーツ系のビスケットサンドともに人気が定着。毎日お店で焼き上げられるビスケット生地は外はサクサクで中がしっとりふっくら。焼き立て30分以内のものしか出さないというこだわりの賜と言えます。写真は「キャラメルバナナ」(950円)。アメリカの伝統に則り、ナイフとフォークでいただきます。
クロワッサン生地で作ったドーナツ「N.Y.リングス」(350円)が食べられるのはキャット・ストリートにある『THE ROASTERY』。ベーカリーで毎日作られるふんわりサクサクと軽いドーナッツには、どこか、昔懐かしい揚げパンのような愛しきエッセンスも。グルテンフリーの各種ペイストリーとともに、店内の焙煎機でローストされるシングルオリジン豆の本格コーヒーが味わえます。気取らないバリスタたちとの会話も楽しいお店。
マークシティウエストのファストフレンチのお店には、2月17日までの期間限定でフレンチトーストのようにアパレイユに浸したパンケーキで作る「メリーフレンチパンケーキ」(880円)が登場。卵や牛乳をたっぷり吸った生地はフレンチトーストのようでもあり、シロップをしみ込ませたサバランのようでもあり。それが意外に軽く、残さず平らげられる美味しさです。
台湾産最高級クラスのアップルマンゴーのスイーツで人気となったお店は、もともとはかき氷屋さん。ゆえに季節を問わず、マンゴーのかき氷が楽しめます。台湾から運んだシェーバーで作る柔らかな氷にはミルクとマンゴーをブレンド。果肉の甘味をさらに楽しむ塩のひと振りもぜひお試しを。肝心のハイブリッド的メニューとして、冬の間はホワイトチョコ、チーズ、生クリームにマンゴーやマシュマロを入れて食べるマンゴーフォンデュ(1,280円)が登場しています。※写真はモテキ(920円)
ライター/サーフライダー 2005年よりランチを中心にシブヤ界隈の飲食店情報をつづるブログ『渋谷・恵比寿ランチジャーナル』を運営。40代でITの世界にとらばーゆ(死語ですが)した変わりダネだが、以来、若い人たちとの交流のおかげで、唯一の自慢はとにかくキモチが若いこと。周囲から「安くておいしい店を」「気分転換に効く店を」と乗せられてのいい店探しが老化防止に大きく役立っている。老けたくないみなさんには、若い人たちとの食べ歩きを推奨です。一緒に繰り出しましょう♪