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SPECIAL 旬の渋谷を感じるカルチャー特集

街の歴史やカルチャー、エンターテインメントなど、独自の視点と切り口から渋谷のトレンドを特集企画として紹介します。

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SHIBUYA FUTURE Second Stage

渋谷駅中心の再開発
渋谷駅街区 (東棟・中央棟・西棟) 
し東棟 2019年度、中央棟・西棟 2027年 段階的な開業予定

DATA
東棟:地上47階・地下7階・高さ約230m
中央棟:地上10階・地下2階・高さ約61m
西棟:地上13階・地下5階・高さ約76m

五輪に向け、渋谷最大級の複合商業施設が開業する
【左】解体前の渋谷駅東口の風景(2010年12月)
【右】未来の渋谷駅のイメージ(2027年)。中央には約230mの「東棟」がそびえ立つ。

「渋谷駅街区」プロジェクトは、JR渋谷駅と旧東横線渋谷駅の駅舎、および駅に直結する東急百貨店東館・西館・南館などの商業施設全体を建て替える計画だ。2027年頃までに段階的に3本の超高層・高層ビル(東棟・中央棟・西棟)が建て替えられ、「渋谷の顔」となる玄関口がすべて一新される。五輪開催年である2020年までに、そのビル群のうち1本、渋谷駅の新たなランドマークとなる東棟(高さ約230m)が先行して開業することが決まっている(中央棟・西棟は、2027年度開業予定)。ちなみに東棟はセルリアンタワー(約184m)、渋谷ヒカリエ(約183m)の高さを50m近く上回り、渋谷最大級の商業施設が誕生する。オリンピックで日本を訪れる世界の人びとを、魅了する施設に間違いなくなるだろう。

渋谷駅街区と宮益坂方面・道玄坂方面をつなぐスカイデッキや、3階JR線改札・東京メトロ銀座線改札と道玄坂方面をつなぐデッキが整備されるなど、利便性の高い歩行者ネットワークが形成される。 渋谷駅街区の開発に合わせて銀座線やJR線の駅改良も行われる予定だ。銀座線のホームは東に約130m移動し、島式の1本になる。また、これまで移動に時間がかかった埼京線ホームも北側に約350m移動し、山手線ホームと並列化。利便性が飛躍的に向上する(2020年春を目標に整備予定)。

地上230mに新たな観光名所が生まれる!
【左】展望施設イメージ
【右】スクランブル交差点を見下ろすこともできる

もう一つ、東棟で注目すべき点がある。最上部、屋外と屋内からなる展望施設だ。渋谷随一の高さ(地上約230m)からの眺望は、代々木公園の後方に広がる新宿の超高層ビル群や六本木・都心方面、さらに西側には富士山など、素晴らしいパノラマが広がる。世界一人通りが多いとも言われる「スクランブル交差点」を眼下に見下ろす、渋谷のダイナミズムが体感できる「新しい渋谷の観光名所」としても楽しみだ。忠犬ハチ公像や渋谷スクランブル交差点、SHIBUYA109など、すでに観光都市としての知名度の高い渋谷ではあるが、駅上の展望スポットとして新たに加わり、渋谷のエンタテイメント性をますます高める装置となりそうだ。

【上】展望施設イメージ。西側には富士山を眺めることもできる。
【下】屋内展望施設イメージ

スリバチ地形の渋谷の縦動線を担うアーバンコア

同時に駅の通路や駅前広場なども一新される。人混みを避けながら行き交う状態の東口(渋谷ヒカリエ側)とハチ公広場側の自由通路を拡大。スリバチ状の地形を利用して、渋谷駅街区と宮益坂方面・道玄坂方面をつなぐデッキや、3階JR線改札・銀座線改札と道玄坂方面をつなぐデッキなどが整備されるなど、利便性の高い歩行者ネットワークが形成される。さらに東棟内には、渋谷ヒカリエと同じく、円柱の吹きぬけ空間である「アーバン・コア」を配置。地下の東横線・副都心線渋谷駅から地上や上層階へ、人びとの縦移動を誘導するアーバン・コアは、エレベーターやエスカレーターにより上下を結び、多層的な歩行者ネットワークが拡充される。特にスリバチ地形の谷底に位置する渋谷駅は、地下から地上、地上から坂上まで、歩行者にとって決して優しい移動ではない。簡便かつスムーズな縦移動の整備は、歩行者のストレスを軽減させる大きな役割を果たす。もう一つ、従来の渋谷駅はキャパシティがとても小さく、人びとがあふれ出し、常に大混雑が続いていた。駅周辺の通路を立体的に構成することにより、今まで以上のキャパシティを獲得できるという利点も生まれる。東京五輪を控え、人びとの来街増加が予想される中で、ストレスなくスムーズな人の流れを作るためには、アーバン・コアが最も重要なファクターとなるだろう。

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渋谷駅中心の再開発

渋谷周辺の再開発

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